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makeshopは、ECサイトを構築・運営するためのさまざまな機能やサポートを提供しているサービスです。国内での導入数も多く、ECカートシステムとしては年間流通額も国内トップクラスです。
本記事では、makeshopの特徴や他のプラットフォームとの比較、どのような企業・個人に向いているのか、実際にmakeshopを使って作られたサイトの事例など、makeshopについて徹底解説します。
EC構築を検討している人はぜひ最後までごらんください。
makeshopとは?
makeshopは、GMOインターネットグループのグループ会社であるGMOメイクショップが2004年に運営を始めました。2012年から11年連続で類似のASPサービス年間流通額国内No.1を獲得しており、信頼性の高さから数々のECサイトで導入されています。
他のプラットフォームとの比較と特徴
makeshopの最も大きな特徴は機能性の高さです。
SNS連携機能やクーポン・ポイント機能、SEO機能、デザインカスタマイズ機能など、EC運営を効率化する機能があります。
また、他のEC構築プラットフォームに比べて、サポートが充実していることもmakeshopの特徴です。
電話やメール、掲示板、アドバイザーなどさまざまな媒体からサポートを受け付けていたり、定期的に集客や売り上げUPのためのセミナーを開催したりしています。
他のECプラットフォームとの詳しい比較を知りたい方は「ECサイトの構築におすすめのASPカートは?構築手順も詳しく解説」記事をご覧ください。
makeshopの基本機能
makeshopの基本的な機能を紹介します。
- ショップ構築機能(HTML・CSS編集、デザインテンプレートなど)
- ショップ運営機能(商品データ管理、ドメイン設定、会員管理、メルマガ配信など)
- 買い物かご機能(決済ページのデザイン変更、配送料の詳細設定、ギフト対応など)
- 決済機能(各種決済方法の設定、3Dセキュア、1クリック決済など)
- 集客機能(SNS連携、海外販売、広告機能など)
- 注文処理機能(注文内容修正、注文一括処理機能など)
makeshopの連携機能
各種モールやSNSとの連携などが充実していることも、makeshopの魅力です。
各種モールとの連携
自社ECサイトに合わせて楽天市場やAmazonなどのモールに出店する場合、各ショップの注文情報や在庫情報を個別に管理するのは多大なコストになります。
makeshopは多店舗連携ツールに対応しており、複数のショップをシームレスに連携させることが可能です。
多店舗連携ツールとは複数のショップのデータを一元管理するためのツールで、これにより受注・在庫・商品データをまとめて管理でき、作業効率が大幅に向上します。
makeshopは、20もの多店舗連携ツールに対応しているため、自社のニーズに合ったツールを自由に選ぶことができます。
LINEとの連携
LINE Pay、LINE公式アカウント、LINEショッピングなどLINEが提供するサービスとの連携が可能です。
LINEは日本最大級のコミュニケーションツールであり、新情報やキャンペーン情報の配信などLINEを活用してマーケティングを効果的に行うことができます。
また、LINE上で問い合わせや予約対応を受け付けることで、顧客の利便性もあがり満足度の向上も期待できます。
makeshopではLINEショッピングとの連携も簡単にできます。makeshopに登録している情報、商品データをそのままLINEショッピングの商品掲載に利用することが可能です。
Instagramショッピングとの連携
Instagramショッピングとは、Instagramで投稿した写真に商品タグをつけ、そのままショッピングサイトに遷移させることができる機能です。
無料で利用することができ、他の広告よりも自然に商品ページへ誘導することができます。
他にも1つの投稿で複数の商品を訴求できたり、インサイトを分析することで反応の良い投稿を広告として使うことができたりと販売促進効果が高いため、Instagramショッピングと連携できることはEC運営において大きなメリットです。
広告機能との連携
Google広告やリターゲティング広告サービスとの連携もできます。
Google広告は、Googleの検索結果上部に商品の画像やショップ情報を表示する広告機能です。関連したキーワードを検索したユーザーにのみ広告を表示するため、高い効果が期待できます。
リターゲティング広告とは、購入を検討していたものの離脱してしまったユーザーに対し、別のウェブページで再度広告を表示する機能です。リターゲティング広告のターゲットはすでにショップや商品に対して高い関心を持っているため、購入に繋がる可能性が高いです。
makeshopでは、こうしたさまざまな効果的な広告機能と連携することができます。
makeshopの料金プラン
makeshopの料金プランは、以下の2つです。
- プレミアムショッププラン
- makeshopエンタープライズプラン
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
プレミアムプラン
プレミアムプランは、初期費用11,000円、月額費用12,100円で利用できるプランです。
makeshopエンタープライズプランと比べて料金はお手頃ながら、十分な機能性とサポート体制が整えられており、コストパフォーマンスに優れています。
クーポン機能やまとめ買い割引、再入荷お知らせメール、会員のランク分けなどの機能が標準で利用可能です。
ECアドバイザーによる無料サポートもついており、機能や設定方法など、基本的なから詳細まで質問することができます。
makeshopエンタープライズプラン
makeshopエンタープライズプランは、プレミアムプランよりもカスタマイズ性に優れたプランです。
初期費用110,000円〜、月額費用60,500円〜と、プレミアムプランに比べると料金は高めですが、ECカスタマイズ機能や、より専門的なサポート体制、高いセキュリティなどが利用可能です。
例えば、ECサイトと実店舗の会員データを統合して相互で集客を行えるようにしたり、顧客自身で簡単に見積書を発行できるようにしたりすることが可能です。
他にも柔軟にカスタマイズが可能なので、オリジナル性の高いECサイトを構築したい場合におすすめのプランです。
makeshopのメリット
makeshopには、他のEC構築プラットフォームにはないメリットが数多く存在します。
そのなかでも特に優れているのは、以下の4点です。
- 機能の豊富さ
- 充実したカスタマイズ性
- デザインテンプレートの豊富さ
- 充実したサポート
それぞれ詳しく解説します。
機能の豊富さ
makeshopの魅力は、なんといっても機能の豊富さです。日本の商習慣に合わせた「売るための機能」が数多く搭載されています。
具体的には、クーポン機能やまとめ買い割引など一般的な販売促進機能をはじめ、会員のみ閲覧可能にしたり年齢認証を表示させたりできる機能、豊富な外部サービス連携機能、海外販売機能などが利用可能です。
さらにmakeshopエンタープライズプランなら、これらの機能をベースにさらに専門的なカスタマイズを依頼することもできます。
充実したデザインカスタマイズ性
makeshopのデザイン機能には、後で紹介するテンプレート機能もありますが、より細かい編集をしたい人のために、HTML・CSS編集機能も用意されています。
タイトルイメージからメニューなど細部まで編集が可能で、イメージ通りのサイトに仕上げることが可能です。
またHTMLタグ以外にmakeshop独自のタグも用意されており、より機能性と自由度の高いショップデザインにできます。
さらに、コードに詳しくない人でも簡単に編集できるように、デザイン補助機能が用意されていることも嬉しいポイントです。HTMLが編集できなくてもクリックのみで簡単にデザイン編集が行えます。
業種に合わせたテンプレートが豊富
HTML・CSSの編集を行わず、もっと手軽にデザインしたい人のために「デザインテンプレート」も多数あります。
デザインテンプレートは幅広い業種、ブランドで使えるよう173種類以上も用意されており、自社に合ったデザインを簡単に作ることが可能です。
デザインテンプレートをもとに、より細かい編集もできます。
サポートが充実
機能性やデザインカスタマイズ性が充実していても、それらを使いこなせなければ意味がありません。
makeshopでは技術的な問題を解決するための充実したサポートが用意されています。
サポート体制は、電話やメール、掲示板、ECアドバイザーなどさまざまです。
また、技術的なサポート以外にショップ運営のアドバイスも可能です。
成果を出しているショップが必ずしている設定や集客方法など、多数のEC運営に携わってきたからこその知見を、学ぶことができます。
さらに無料のセミナーも度々開催されており、過去には「初めてECサイトを構築するショップ向けのセミナー」や「SNSの特性をいかした効果的なプロモーションに関するセミナー」などが開催されたことがあります。
makeshopのデメリット
数多くのメリットがあるmakeshopですが、少なからずデメリットも存在します。
ランニングコストが高い
makeshopのランニングコストは、他のEC構築プラットフォームに比べて、やや高めです。
初期費用が数千円、月額費用が数百円で利用できるASPサービスもあるなか、makeshopは最低でも初期費用11,000円、月額費用12,100円がかかります。
ただしランニングコストが高い分、機能性やサポートの質も高いため、トータルで考えるとコストパフォーマンスは決して悪くありません。
オリジナリティを出すにはHTML・CSSのスキルが必要
デザインを編集する機能も多数用意されているため、ある程度のカスタマイズならコードの知識がなくても可能ですが、こだわったデザインにするにはHTML・CSSのスキルが必要です。
カスタマイズの内容によっては外注する必要があります。
使いこなすのが難しい
豊富な機能やサービスの多さはmakeshopの魅力ですが、それゆえに使いにくさを感じてしまう場面もあります。
自分の求めている機能やサービスを選定したり使いこなしたりするのに、時間がかかってしまうこともあります。
makeshopを利用しているECサイト事例3選
makeshopを利用しているECサイトを、3つご紹介します。
それぞれmakeshopの特徴を活かしたECサイトです。ぜひ参考にしてください。
1.RealBvoice リアルビーボイス 株式会社ハスラック
画像出典:RealBvoice
RealBvoiceは株式会社ハスラックが運営する、ファッションブランドです。
商品カテゴリーが細かく分かれていますが、画像を活用することでそれぞれの商品イメージが一目で伝わるデザインになっています。
RealBvoiceでは、WorldShopping BIZという越境EC支援サービスを活用した、海外発送サービスも行っています。
外部サービスとの連携に優れているmakeshopなら、こうしたサービスを活用することで、越境ECも簡単に構築可能です。
2.Wine&Whisky Vin et Bonheur 株式会社吉岡屋
画像出典:Wine&Whisky Vin et Bonheur
Wine&Whisky Vin et Bonheurは株式会社吉岡屋が運営する、ワインとウイスキーのショップです。
ショップのデザインは、ワインを生産者や価格によって検索できるようになっていたり、ウイスキーを種類ごとに検索できるようになっていたりと、ユーザーに親切な作りになっていることが特徴です。
また先行予約も受け付けており、makeshopの予約販売機能を上手に活用しています。
3.TOFUKUTRADE 東福貿易株式会社
画像出典:TOFUKUTRADE
TOFUKUTRADEは東福株式会社が運営する、電気製品の販売を行っているショップです。
makeshopを利用することで会員情報の管理や販促情報の提供がスムーズになります。
会員制度のあるサイトを構築する場合、管理のしやすさはもちろんセキュリティの高さも気になりますが、makeshopならサーバーの安全性も高いため、顧客情報の管理も安心して行えます。
makeshopがおすすめな企業・個人の特徴
makeshopはランニングコストが比較的高いため、月商百万円以上の規模の企業・個人に特におすすめです。
makeshopの高い機能性やサポートを駆使することで、より利益を伸ばせる可能性があります。
makeshopの機能性は他のプラットフォームに比べて圧倒的に高く、他のEC構築プラットフォームでは難しいような、独自の機能をECサイトにつけたい場合でもmakeshopはおすすめです。
makeshopは機能性とサポートが充実したEC構築サービス!
本記事では、makeshopの特徴や他のEC構築プラットフォームとの比較について解説しました。
makeshopは高い機能性と充実したサポートが特徴の、EC構築プラットフォームです。EC運営に必要な基本的な機能はもちろん、より運営を効率化したり売り上げをのばしたりするためのさまざまな機能が搭載されています。
サポート体制も充実しており、ECアドバイザーやセミナーを通して、makeshopの基本的な活用方法からEC運営のための専門的なノウハウまで身につけることができます。
機能性とサポートに優れている反面、ランニングコストはやや高めなので、最低でも月商百万円規模の事業におすすめです。該当の企業規模の方は、makeshopでのEC構築を検討することもおすすめです。