Amazon運営代行とは?メリットや選び方のコツ|おすすめを10社厳選

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多くのEC事業者が出品しているAmazonAmazonでのECサイト運営を成功させるためには、専門的な知識やAmazon独自の戦略立案が欠かせません。しかし、多くの時間と労力がかかるAmazonでのECサイト運営に社内リソースが割かれ、商品開発や戦略立案などの基幹業務にじっくりと取り組めないEC事業者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Amazonに出品している方やこれから出品を検討している方に向けて、Amazonの運営代行について詳しく解説します。おすすめの代行会社もたっぷり10社紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Amazon運営代行とは?

Amazonの運営代行とは、EC事業者に代わってAmazon運営に関わる業務を遂行するサービスのことです。代行する業務は運営代行会社によって様々ですが、サイト内SEO対策や画像などのクリエイティブ制作、商品の出品、広告運用、物流関連など、あらゆる業務を外注することが可能です。

Amazon運営代行のメリット

次にAmazon運営代行を利用する以下3つのメリットについて解説します。

  • 社内の人員の時間が確保できる
  • 売り上げUPが期待できる
  • 社員育成のコストを削減できる


社内の人員の時間が確保できる

AmazonでのECサイト運営には非常に多くの工数がかかります。

例えばAmazonへの出店手続きや出品作業です。また受注が入るようになってからは出荷・梱包業務、顧客へのアフターフォローなどもあります。多種多様な業務を円滑に遂行するには、ECサイト運営にある程度時間をかけられる人員を確保することが必要です。

Amazonの運営代行を利用することによって、こういった煩雑な作業を全てアウトソースすることができます。社内人員の時間的余裕を確保できれば、新商品の開発や販路開拓、企画立案といった売り上げUPのための基幹業務に集中できるようになります。

売り上げUPが期待できる

Amazonの運営代行会社は、AmazonでのECサイト運営に特化したプロ集団です。長い会社では10年以上の代行実績を持ち、豊富なノウハウを有しています。専門的な会社に依頼することによって、売り上げUPに繋げられる可能性が高まります。

社員育成のコストを削減できる

AmazonでのECサイト運営には、サイトの設計、商品の維持管理、マーケティング、物流関係など様々な専門的知識が必要となります。カバーしなければならない領域が広いため、ECサイト専門の知識を持った社員を育成するには長い年月と多大なコストがかかります。

運営代行会社に一部業務をアウトソースすることによって、社員教育コストを軽減できることも大きなメリットの一つです。また、育てた社員が退職してしまうリスクにも備えられます。

Amazon運営代行のデメリット

次にAmazon運営代行サービスを利用する以下2つのデメリットについて解説します。

  • 社内にノウハウが蓄積できない
  • 売り上げUPの保証があるわけではない

社内にノウハウが蓄積できない

業務を完全にアウトソースすると、その業務に関しては社内にノウハウが蓄積できなくなります。運営代行会社の利用には月額の利用料がかかるため、利用料が払えなくなりサービスの解約をすると、全くノウハウのない業務を内製化しなければならなくなります。

業務の内製化には人員の採用や教育、作業場の確保など多大なコストがかかるため、運営代行会社に業務を依頼する際は、月額利用料が払い続けられるかどうかを事前によく検証しましょう。

売り上げUPの保証があるわけではない

運営代行会社に業務をアウトソースしたり、コンサルティングを依頼したりしても、100%売り上げが上がると保証されるわけではありません。また仮に売り上げが上がったとしても、運営代行会社の利用料によってコストが圧迫され、利益が出ないようでは運営代行を依頼する意味がありません。

運営代行を依頼する前に自社の課題をしっかりと把握し、どんな業務をどれぐらいのコストでアウトソースすれば利益が出るのかを見積もるようにしましょう。

Amazon運営代行の選び方の5つのコツ

それではAmazon運営代行の選び方について以下5つの観点から解説します。

  1. 運用代行型かコンサルティング型か
  2. 料金は固定費型か成果報酬型か
  3. 対応サービスが自社の目的を満たしているか
  4. Amazonに特化しているか
  5. 実績がきちんとあるか

1.運用代行型かコンサルティング型か

Amazonの運営代行には、ECサイト運営における業務をアウトソースできる運営代行型と、アドバイスや戦略立案などを提供するコンサルティング型の2つのタイプがあります。

運用代行型の場合は社内リソースを確保できるメリットがある一方、社内にノウハウが溜まりにくいというデメリットがあります。コンサルティング型の場合は実際に業務を行うのは依頼者側になるため、社内ノウハウが溜まりやすくなります。しかし社内リソースは圧迫されたままとなるため、どちらのタイプが自社に適しているかを事前にしっかりと検証しましょう。

運営代行会社によっては運用代行プランとコンサルティングプランのどちらも提供している会社もあります。

2.料金は固定費型か成果報酬型か

料金システムについても事前の調査と理解が必要です。多くの場合、月額の固定費で料金を支払う場合と、売り上げの数%などの成果報酬型で支払う場合の2パターンに分けられます。固定費型と成果報酬型を組み合わせて料金体系を構築している運営代行会社も多くあります。

3.対応サービスが自社の目的を満たしているか

どんな業務について運営代行やコンサルティングを行っているかは、代行会社によって異なります。事前に複数の代行会社のサービスについて調査し、自社の課題を解決できるサポートを得られるかを確認しておきましょう。

4.Amazonに特化しているか

Amazonの運営代行を利用する場合は、Amazonに特化した代行会社を選ぶのがおすすめです。Amazon独特の売り上げアップ戦略や内部SEO対策に熟知しているため、よりきめ細かなサービスを受けられます。

Amazonも含め複数のモールに出店している場合は、Amazon以外のECサイト運営にも精通している会社を選ぶのもおすすめです。また、食品業界や美容業界など、商材や業界別に特化している会社もあります。おすすめのAmazon運営代行会社は後ほど詳しく紹介します。

5.実績がきちんとあるか

運営代行サービスを依頼する際には、具体的にどんな実績があるかを確認しておきましょう。各運営代行会社のホームページには導入事例として、その運営会社の顧客の声が載せられていることがあります。また、同業者の繋がりがある方は口コミで優良な運営代行会社を探すのもおすすめです。

Amazon運営代行会社おすすめ10社

それではおすすめのAmazon運営代行会社を10社紹介します。

アグザルファ株式会社

画像引用:アグザルファ株式会社

アグザルファ株式会社は元Amazon社員が代表取締役を務めており、Amazon運営代行会社のパイオニアでもあります。10年以上の運用実績があり、「Amazonランキング大賞」や「Amazonマケプレアワード」など、多数の受賞実績を有しています。月商別にサポートプランを用意しており、月額78,000円から利用が可能です(2024年6月時点)。

株式会社そばに


画像引用:株式会社そばに

Amazon専門の運営代行会社として10年の歴史を持つ株式会社そばに。運営代行プランとコンサルティングプランがあり、運営代行プランではSEO対策や問い合わせ対応、レビュー管理などを任せることができます。利用料金はプランによって異なりますが、最安値のライトプランであれば月額最低利用料50,000円から利用可能です(2024年6月時点)。また同社は欧米圏を中心とした越境ECにも実績があり、競合調査から物流面まで一貫した支援を行っています。

しるし株式会社

画像引用:しるし株式会社

しるし株式会社は広告運用や企業のブランディングに強みを持ち、美容関連メーカーや食品メーカーなど多業種で多数の実績を有しています。同社ではAmazon出店者を悩ませる転売対策にも力を入れており、独自開発した転売検知ツールを活用して転売防止対策にも積極的に取り組んでいます。料金はプランによって異なりますが、月額最低利用料50,000円からです(2024年6月時点)。

セールスドクター

画像引用:セールスドクター

セールスドクターは株式会社ウェルボンが提供するAmazon運営代行・コンサルティングサービスです。多くの運営代行会社が半年以上や1年といった長期契約を前提としているのに対し、同サービスはプランによっては最短1カ月から契約できます。手軽にサービス依頼できるため、Amazon運営代行を依頼するのが初めての方にもおすすめです。Amazonから認定を受けた専門コンサルタントが在籍しており、相談のしやすさにも定評があります。料金は運用代行サービスの場合月額100,000円から利用可能です(2024年6月時点)。

トゥルーコンサルティング株式会社

画像引用:トゥルーコンサルティング株式会社

トゥルーコンサルティング株式会社は自社ブランド商品やプライベートブランド商品のAmazon内販売に強みを持つAmazon運営代行会社です。価格競争に陥りがちなAmazon販売ですが、同社では長年のノウハウを元に、AmazonECを継続的に利益の出る事業に成長させることを目標としています。また独自システムを活用したSEO対策や広告運用を行っています。コンサルティング費用の最低価格は月額150,000円+歩合制です(2024年6月時点)。

株式会社アイズプランニング

画像引用:株式会社アイズプランニング

株式会社アイズプランニングAmazonの運営代行はもちろん、コールセンターサービスや発送代行サポートまで一貫して提供しています。特に食品ジャンルのECサイト運営に大きな強みを持っており、常温・定温(16~18℃)・冷蔵(3~8℃)・冷凍(-25℃~)の4温度帯での商品管理および全国配送を実現しています。フルサポートプランの場合、月額料金は1モールあたり50,000円+売り上げの10%のインセンティブです(2024年6月時点)。

株式会社コマースファクトリー

画像引用:株式会社コマースファクトリー

株式会社コマースファクトリーAmazonなどの大手モールから自社ECまで幅広く運営サポートを行っている会社です。Amazonの運営代行に関しては広告運用やクリエイティブの制作に強みがあります。同社ではECコミュニティサイト「ECオタク」を運営しており、EC事業者同士の交流や気軽な質問のやり取り、各種セミナー開催など有益な情報を日々提供しています。

株式会社いつも

画像引用:株式会社いつも

Amazonの運用代行において豊富な実績を持ち「AmazonAdsアドバンストパートナー」に認定されている株式会社いつも。運営代行やコンサルを依頼すると、Amazon運営の専門知識を持つチームから売り上げアップに関するあらゆるサポートを得られます。同社は複数のECサイトの同時運営にも実績があり、Amazon楽天市場を連携して相乗効果で実績を上げたり、Amazonと自社ECの両軸で広告展開したりとECサイトの壁を超えて高い成果を上げています。

なお、自社ECサイトとAmazonのどちらも運営している場合は、両者を連携させることで業務効率化につながるでしょう。Shopifyで構築した自社ECサイトとAmazonの連携方法は以下の記事で紹介しています。

株式会社arounds

画像引用:株式会社arounds

株式会社aroundsはクライアントのブランド価値を高めるコンテンツ制作を得意としています。クリエイティブ制作はもちろん、ECサイトの分析や販売戦略の構築、受注処理、お客様対応といった業務を一任できるため、クライアントは商品開発や企画立案といった基幹業務に集中することが可能です。15年間の運営代行実績があり、500社を超える企業と取引しています。料金はプランによって異なりますが、月額固定プランの場合は最低月額利用料200,000円からサービス提供しています(2024年6月時点)。

Amazon運営代行会社を適切に利用して売り上げUPにつなげよう

本記事ではAmazonの運営代行について、利用するメリット・デメリットや選び方のコツ、おすすめの運営代行会社について解説しました。様々な業務があり社内工数を圧迫することの多いECサイト運営ですが、適切に運営代行会社を利用することによって、疲弊せず売り上げUPにつなげていくことが可能です。

PLAYBIT(プレイビット)ではShopifyを活用した自社ECサイトの構築や運営支援を行っています。Amazonなどの大手モールへの出品は手数料が多くかかるため、自社ECの構築を検討している方も多いのではないでしょうか。また、モールと自社ECを同時に運営することはリスクヘッジの観点からもおすすめです。自社ECの構築はぜひPLAYBIT(プレイビット)にお任せください。