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「実店舗とECサイトを連携して、集客力や売り上げを上げたい!」
「でも、どうやって連携させればいいのかわからない……」
このような悩みをお持ちの事業者の方は多いのではないでしょうか。
実店舗やECサイトなど複数のチャネルがあると、マーケットを拡大しながら新たな潜在顧客にアプローチすることが可能です。
本記事では、実店舗とECサイトを連携させる方法や、連携する際のポイント、連携する際の注意点などを詳しく解説します。
実店舗とECサイトの特徴比較

実店舗とECサイト、相互の強みを生かしつつ弱みをうまく補い合うために、まずはそれぞれの特徴や利点などについてしっかりと把握しましょう。
要点を以下の表にまとめたので、参考にしてください。
実店舗 | ECサイト | |
ターゲット | 主に来店したお客様 | インターネット利用者すべて |
サービス提供可能時間 | 営業時間内 | 無制限 |
商品数 | 店舗の面積に依存する | 無制限 |
顧客対応 | 対面接客 | お問い合わせフォームやメール、カスタマーセンターなど |
コスト | 初期費用、維持費用ともに高め | 初期費用、維持費用ともに安め |
集客方法 | 看板やチラシ、Web広告、SNS、SEO対策など | Web広告、SNS、SEO対策など |
上記の表から、実店舗とECサイトそれぞれの強みや弱みが見えてきます。
- お客様と対面で営業できる
- お客様に商品の魅力を伝えやすい
- 店内装飾でお店のイメージやコンセプトを演出しやすい
- 集客方法が幅広い
- 来店してくれたお客様にしか売り込みが難しい
- 営業時間が限られている
- 持てる在庫に限りがある
- イニシャルコスト、ランニングコストが高い
- すべてのインターネットユーザーをターゲットにできる
- 24時間365日営業できる
- 在庫を管理しやすい
- システムを自動化しやすい
- イニシャルコスト、ランニングコストを抑えやすい
- 対面でないためお客様とのコミュニケーションに時間がかかる
- 商品の魅力をお客様に伝えるのに工夫が必要
- バックエンド業務が多い
- 商品がお客様の手元に届くまでに時間がかかる
- 売上アップにマーケティングが欠かせない
- 競合が多い
以上を踏まえ、実店舗とECサイトをどのように連携させるべきかを解説していきます。
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実店舗とECの連携とは?連携するメリット

「そもそも実店舗とECサイトを連携させるってどういうこと?」と思われる方もいるかもしれません。まずは実店舗とECの連携とはどういうことなのか、どういうメリットがあるのかについてご説明します。
実店舗とECの連携とは?
実店舗とECを連携する最終的な目的は、売上アップです。
売り上げを上げるには市場を拡大する必要があり、市場を拡大するためには潜在顧客にうまくアプローチする必要があります。
オフラインの実店舗とオンラインのECサイト、それぞれに適したマーケティングを施しながら集客やリピーターの獲得を目指すことで、オフラインとオンラインの垣根を越えたマーケティングが可能になります。
実店舗とECサイトを連携させる一般的な方法としてあげられるのが、在庫の一元化や会員情報やサービスの統合、購買データの活用などです。
実店舗とECを連携するメリット
実店舗とECを連携するメリットとして最初にあげられるのが、オフラインとオンラインの垣根を越えたマーケティングです。
実店舗におけるお客様をECに誘導すれば、お店では見つけられなかった商品を見てもらうことができます。
反対に、オンラインのECしか利用していないお客様に店舗をご案内すれば、何かの機会に来店してくれるかもしれません。お店の雰囲気や店員の人柄などを直接知ってもらい、ファンになってもらうチャンスです。
お店に気軽に足を運べない潜在顧客に対しても、ECサイトでアプローチすることで、機会損失を防ぐことができます。
さらには、実店舗とECサイトを連携することによりユーザーエクスペリエンスが向上し、リピーターを獲得しやすくなるという大きなメリットがあります。
リピーターが増えればマーケットをさらに拡大しやすくなり、広告や口コミ効果などを利用していっそうの売上アップにつなげることもできるでしょう。
実店舗とECの具体的な連携事例
実店舗とECサイトの具体的な連携事例をご紹介します。
ECサイトの注文を店舗で受け取り
実店舗とECサイトの在庫情報を一元化しておけば、ECサイト経由で注文したものを店舗で受け取ることができます。
また、ポイントシステムを実装したり、会員情報を統合したりしておけば、実店舗・ECのどちらを利用しても同じようにポイントが付与されるため、顧客体験や顧客満足度の向上に貢献するでしょう。
実店舗とECの連携によりユーザーエクスペリエンスが向上すれば、「またこのお店を利用したい」と思ってもらいやすくなり、リピーターの確保につながります。
実店舗の顧客に対するオンラインでのアフターフォロー
実店舗とECを連携させると、実店舗を利用したことがある顧客に対し、来店時だけでなくオンラインでいつでもアフターフォローできます。
お客様からしても、わざわざお店に行かなくてもオンラインのお問い合わせフォームやメール、メッセージアプリなどで気軽にお問い合わせできたり、サポートを受けられたりするのは大きなメリットです。
また、お店のキャンペーンやイベントなどをオンラインで告知することで、実店舗への集客がしやすくなるというメリットもあります。
告知の迅速化
実店舗とECを連携することで、新商品発売の告知やキャンペーンの実施などの告知を、顧客や潜在顧客など幅広い客層に対し迅速に届けることができます。
実店舗においては、店頭でののぼりやポスター、チラシなどの広告が有効です。一方、ECなどオンライン上におけるWeb広告やSNSによる告知は、店頭でのプロモーションが届きにくい客層へアプローチすることができます。
実店舗とECそれぞれの特性を生かしたマーケティングを実施することで、機会損失を最小限に留め、ビジネスチャンスを最大限に活用できるのです。
実店舗とEC連携を成功させる3つのポイント
実店舗とECの連携効率を最大化するには、明確な目的や目標を設定しておく必要があります。では、どのような目的や目標を設定するのが適切なのでしょうか?
ここでは、実店舗とECの連携を成功させる3つのポイントについて解説します。
連携に適したシステム選定
実店舗とECサイトの連携を支援するサービスやプラットフォームにはさまざまなタイプがあります。ECサイトを含む複数の販売チャネルを既にお持ちの場合は、一元管理できるシステムの導入を検討するのがよいでしょう。
ECサイトを新たに構築する場合には、実店舗との連携機能だけでなく、運営機能も充実しているプラットフォームを選ぶのがおすすめです。在庫や顧客管理の統合、使いやすさ、デザイン性やマーケティング機能、サポート体制など、どこに重点を置いてシステムを選定するかが重要です。
データを活用したマーケティング戦略
実店舗とEC、双方において顧客が購入した商品や購入金額、購入日などの購買データを取得・集計することが重要です。取引数が多ければ多いほど、より精度の高い購買データになるでしょう。
購買データを分析することで、「どのような客層に利用してもらいやすいか」「どのような価格帯の商品が売れやすいか」「どのようなジャンルの商品が売れやすいか」といった情報がわかります。これらの分析データは、メインターゲットとなる客層を割り出したり、商品戦略を考えたり、キャンペーンを打ち出したり、さまざまなマーケティング戦略に活かすことができます。
さら他の分析データと照らし合わせることで、より確度の高いマーケティングも可能です。
スタッフ教育
実店舗とECの連携に便利なサービスやプラットフォームを導入しても、それをうまく使いこなせなければ宝の持ち腐れです。現場スタッフには、実店舗とECを連携させるミッションとロードマップを共有し、システム活用の教育が欠かせません。
実店舗とECを連携する最終目的は売上アップですが、そのためには顧客満足度にアプローチする新しい業務スタイルを構築する必要があります。
まずは顧客満足度の向上を第一目標に、スタッフ教育を実施しましょう。
実店舗とECを連携させるならShopifyがおすすめ
実店舗とECの連携に挑戦する事業者には、EC立ち上げプラットフォームとして世界トップシェアを誇るShopifyがおすすめです。
Shopifyは操作画面がわかりやすく、初心者でも手軽にECサイトを立ち上げることができます。また決済や在庫管理、マーケティング、分析などあらゆる機能が提供されています。実店舗向けのPOS機能も提供されており、ECサイトとシームレスな統合が可能です。
さらにShopifyは他のECサイトからの乗り換えも容易です。現在ECサイトがあるけれど、実店舗と連携しづらい、使いづらいという場合には、Shopifyを検討してみてください。
Shopifyの始め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
具体的なビジョンをもって実店舗とECを連携しよう
本記事では、実店舗とECを連携するメリットや連携事例、連携のポイントなどを詳しく解説しました。実店舗とECは、ただシステムを連携させるだけで売り上げや顧客満足度に貢献するわけではありません。
在庫や顧客の一元管理、ポイントやクーポンの導入、マーケットの拡大、バックエンド業務のコスト削減など、明確な目的やビジョンがあると、最適なサービスやプラットフォームを選定しやすくなります。
本記事を参考に、ぜひ実店舗とECの連携を検討してみてください。
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