【Shopify】BASEと徹底比較!料金/決済方法などの違いを解説


「ShopifyとBASEの違いは何だろう?」
「自分の事業に合うEコマースサイトが分からない……」

これからECサイト運営を検討中の人は、上記のようなお悩みを抱えている場合も多いのではないでしょうか。

国内でいち早く認知度を高めたのはBASEですが、Shopifyは2018年以降日本で急速にシェアを伸ばしている人気のプラットフォーム。どちらも初期費用や開発、運営コストもさほどかからないため、個人事業主や資金繰りの目途がない企業でも、手軽にECサイトを開設できるツールとして知られています。

そこで今回は、ShopifyとBASEについて様々な要素から徹底的に比較していきたいと思います。コスト面や機能面を中心に、海外対応から集客効果まで詳細に解説しているので、これからECサイト運営を検討中の人はぜひご参照ください。

ShopifyとBASEのコスト面を比較

まずはShopifyとBASEのコスト面を比較していきましょう。

初期費用・月額固定費用について

ShopifyBASE
初期費用無料無料
月額料金ライト:9ドル
ペーシック:29ドル
スタンダード:79ドル
プレミアム:299ドル
プラス:2,000ドル
無料

Shopifyには全部で5つの月額料金プランが用意されています。
カートプランだけを別のホームページやサイトに設置できる「ライトプラン」や、ECサイト運営の基本的な機能が一通り揃った主要最安値プラン「ベーシックプラン」など、自社の販売商品や規模に合わせて自由に料金を選択できるのが大きな魅力です。

一方BASEでは月額料金は一切かからず、無料でECサイト運営を開始することができます。その代わり、商品が売れた際には別途で販売手数料がかかります。

単純に月額の固定料金を抑えたい場合には、BASEのほうがおすすめです。ただし別途サービス利用料や、機能面・デザイン性などに大きな違いは生じるため、後述する比較項目を総合的に参照していきましょう。

手数料について

ShopifyBASE
販売手数料無料(Shopifyペイメント利用時)3%
クレジットカード手数料・国内発行カード 3.25%〜3.4%
・海外発行カード/American Express 3.8%〜3.9%
・JCB 4.05%〜4.15%
3.6% + 40円(BASEかんたん決済利用時)
振込手数料無料2万円未満:250円+事務手数料は500円
2万円以上:一律250円

ShopifyとBASEで大きく異なるのは、販売手数料と振込手数料の項目。

Shopifyでは、Shopifyペイメントという公式決済方法を導入することで、販売手数料が無料となります。
一方BASEでは1回の商品購入にあたって、注文の合計料金(送料含む)に対し、3.6%+40円の手数料がかかります。

また振込手数料に関しては、Shopifyは無料。
BASEでは、一度売上金額をBASEが預かるシステムなので、その売上を引き出す際に一律250円と事務手数料500円が必要になります。(申請額が2万円以上の場合は事務手数料がかかりません)

ShopifyとBASEの機能性を比較

続いてはShopifyとBASEの機能性について比較していきましょう。

デザイン・カスタマイズ性能について

ShopifyBASE
無料テーマ10種類16種類
有料テーマ100種類以上100種類以上
HTML/CSS編集

Shopifyのテーマは、公式のもので100種類以上、非公式のものも合わせると1,000種類以上あります。無料テンプレートは10種類ほど用意されており、追加コストをかけなくても十分に優れたデザインのサイトが制作ですることが可能です。ただ一部の有料テーマでは、編集画面が日本語に対応していない場合もあるので、導入前に確認するのがおすすめです。

またShopifyでは、公式アプリストアから約2,200種類以上もの拡張アプリが公開されているため、デザイン面のほか、あらゆる機能面の充実も可能です。

BASEでは無料テーマを骨組みとし、パーツを組み合わせるだけで感覚的におしゃれなデザインを制作することができます。「スライドショー」や「送料案内」など、ECサイトに必要なパーツも一通り揃っているので、初めてECサイトを開設する場合にも安心です。

ShopifyとBASEどちらも、HTMLやCSS、JavaScriptなどを編集してより複雑なカスタマイズも行えます。

決済方法・入金サイクルについて

ShopifyBASE
基本決済サービス名Shopify ペイメント
BASEかんたん決済
コンビニ決済
銀行振込決済
携帯キャリア決済
Amazon Pay
PayPal決済
Apple Pay ×
Google Pay×
KOMOJU×
Paidy×
GMOイプシロン×
SBペイメントサービス×
2Checkout×
CyberSource×
BitPay×
楽天Pay××
対応クレジットカード・Visa
・Mastercard
・American Express
・JCB
・VISA
・MasterCard
・ American Express
・JCB
入金サイクル 最短5営業日、最長11日後 振込申請から10営業日

クレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振込、携帯キャリア決済など、国内で使用する基本的な決済方法は双方に導入されています。

多種多様な決済方法を導入しているのはShopify。
また越境ECに強いというメリットから、国内国外問わず幅広いクレジットカード決済が利用できます。コンビニ決済や銀行振込に関しては、KOMOJUなどの外部サービスと連携することで対応可能となります。

BASEの場合も、国内運営における基本的な決済方法に対応しています。
クレジットカードもあらゆる種類へと対応していますが、海外で作成したカードは使用することができないので注意が必要です。

入金サイクルにおいては、Shopifyは最短5営業日、最長11日後。管理画面より設定を行うことで、自動で指定口座へと振込が完了します。(KOMOJUやAmazon Payなど外部の決済システムを利用した場合は、別途で入金サイクルに遅れが生じるため注意が必要です)
BASEでは振込申請時より10日後に入金が行われます。引き出したいときに毎回申請する手間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。

サイト制作機能(商品登録数・ドメイン等)について

ShopifyBASE
商品登録数無制限無制限
商品写真登録数 1アイテムにつき250枚1アイテムにつき20枚
独自ドメイン
SSL証明書
かご落ち対策×
ロゴ非表示・ロゴ変更毎月500円で非表示可能
ディスカウント機能クーポン、ディスカウント、ギフトカードクーポン、ディスカウント

ShopifyとBASEでは無制限で商品登録が行えます。タイトル・説明文はもちろんのこと、カラーやサイズなどの種類に分けた登録が可能です。

独自ドメインの登録や無料SSL証明書発行など、通常のECサイト制作で面倒な工程をスムーズに進められる点もありがたい特徴です。

かごへ商品を入れたままの顧客へ改めてメッセージを送信できる「かご落ち対策機能」は、Shopifyのみ。

またブランドのオリジナリティ向上のために必要なプラットフォームロゴの非表示に関しては、Shopifyは無料、BASEでは有料のようです。

その他のShopifyとBASEの特徴を比較

海外対応について

越境ECの運営を検討している人にとって、外国語翻訳機能や海外への発送サポートといった海外対応は必須。

Shopifyでは最多20か国語に対応したサイト制作が行えます。有料アプリを活用すれば、外国語ごとに別ドメインを取得し、アクセス国に合わせて自動的にその国の対応言語サイトを表示することも可能です。様々な国の通貨や配送経路にも対応しているため、越境ECを運営するにはShopifyが最もおすすめです。

BASEの場合は英語のみの対応となるほか、海外発行のクレジットカードの使用ができません。海外からの決済方法においても、PayPal決済と銀行振込のみに限定されてしまう点がデメリットと言えるでしょう。

集客効果(SEO・SNS連携・販売チャネル)について

ShopifyBASE
SNS連携 ・Facebook
・Instagram
・Twitter
・Pinterest
・Tumblr
・Facebook
・Instagram
・Twitter
・LINE公式
・Ameba
SEO対策タイトル
メタディスクリプション
タイトル
メタディスクリプション
ページヘッダー
Google Analyticsの連携
ブログ
メルマガ
レビュー
販売チャネル・アプリ「SHOP」
・Facebook
・Amazon
・楽天
・購入ボタン
・Messenger
・Instagram
・Shopify POS
・アプリ「BASE」
・Instagram
・オフラインの販売チャネル

ShopifyとBASE双方とも、集客効果の見込めるSNS連携機能やブログ機能は用意されています。主要SNS・ブログコンテンツでの継続的な情報発信を行うことで、新規顧客層やリピーターへ向けたアプローチに繋がります。

またECサイト運営の際には、SEOや集客対策は欠かせません。 Googleで上位検索されるための対策として、いずれもタイトルや商品説明文などの編集を行い、最適化できる機能を備えています。

ECサイト上で販売している商品を他媒体でも販売するためには、「販売チャネル」の充実も確認するべきでしょう。ここにおいては、Shopifyのほうが販売チャネル数も豊富で、流通経路を多く確保できます。

機能性や事業拡大を重視するならShopifyがおすすめ

Shopifyは以下のポイントに当てはまる人におすすめです。

  • 高品質・多機能なカスタマイズを行いたい人
  • 越境ビジネスを展開したい人
  • 本格的に集客を重視したECサイト運営を行いたい人

Shopifyは多種多様なデザインテンプレートやアプリケーションが充実しており、売上向上が見込めるカスタマイズが本格的に行えます。また、大規模サイトや商品特化サイトなど、あらゆるジャンル・層に向けたプランが用意されているのも大きな魅力です。本格的にECサイト運営を継続して行う場合には、規模の拡大にも十分に対応できるAshopifyが最適でしょう。

また幅広い外国語や通貨、配送経路への対応もしているので、越境ビジネスを拡大にもおすすめです。

コスト面を抑えたECサイト運営ならBASEがおすすめ

BASEは以下のポイントに当てはまる人におすすめです。

  • 初めてECサイトを開設する人
  • 小規模での販売を行いたい人
  • オリジナル商品を手軽に販売したい人

BASEは初期費用・月額料金が無料で、難しい専門ノウハウも必要ないので、初めてECサイトを開設する場合でも気軽に使用することができます。日本国内でのドロップシッピング対応ツールも多いので、すぐにローコストでオリジナル商品の数や種類を拡大可能です。

ただ売り上げ規模が大きくなると、毎回の注文に手数料がかかってしまう点が難点と言えます。そのため、とりあえず小さく自身のオリジナル商品を販売してみたいという人に特におすすめです。