*本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
ECサイトにおいて、ユーザーニーズに強い「配送日時指定機能」。Shopifyにはデフォルトでは搭載されていませんが、アプリの追加などで実装可能です。
「Shopifyで配送日時はどうやって設定するの?」
「配送日時指定のアプリを教えて」
この記事を読むことで上記のような疑問やニーズが解決します。
配送日時の指定ができると顧客満足度が高まり、ブランドへのロイヤリティが高まるでしょう。結果として、リピート購入なども期待できます。ぜひ参考にしてください。
Shopifyに配送日時指定機能を導入するメリット

Shopifyストアに配送日時指定機能を導入するメリットを4つ紹介します。
顧客体験の向上
顧客は自分の生活スタイルに合わせて配送日時を選択できるため、不在による再配達の手間を省き、時間のロスも防げます。この利便性は顧客満足度の向上につながり、リピート購入率の増加にも寄与するでしょう。
カート放棄率の低減
配送日時を指定できないことが原因でカートを放棄するケースは少なくありません。特に贈答品や生鮮食品など、「特定の日に確実に届く」ことが重要な商品を扱うショップでは、日時指定機能の有無が購入決定の大きな要因になりえます。
返品リスクの低減
配送日時指定機能を導入することで、再配達時の破損といったトラブルや、温度管理が必要な商品の品質劣化、高額商品の盗難リスクなども軽減されます。特に生鮮食品や化粧品では、適切な状態での受け取りが可能になり、「商品が期待と異なる」という返品理由を減らせるでしょう。
また贈答品では指定日に確実に届けることで「遅れた」「早すぎた」というクレームも防止できます。
運営効率の改善
配送日時が事前に決まっていれば、在庫管理や出荷作業の計画を立てやすくなります。特に繁忙期で注文が集中する場合でも、”配送日時が少し先の注文は、出荷手配を後回しにする”などの対応をすることで、効率的な業務運営が可能になるでしょう。
でECサイト構築・運用支援-Shopifyの作成・制作、運用代行.jpg)
Shopifyの配送日時指定機能の設定方法
Shopifyのデフォルト機能には、配送日時を指定する機能はありません。そのため、配送日時指定の機能を持たせるカスタマイズが必要です。
Shopifyに配送日時指定の機能を実装するには2つの方法があります。
ショップテンプレートのコードを編集し追加する方法
1つ目は、Shopify内部のコードを編集し、カスタマイズをする方法です。この方法は、コード編集・プログラミングの技術が必要で、自社にエンジニアを抱えている場合や開発会社に依頼する場合に可能です。難易度が高いため、エンジニアを抱えていない場合にはおすすめできません。
もしコード編集でミスをしてしまいショップ内部の構造にエラーを出してしまった場合、ショップが機能しなくなる恐れがあります。修正には専門家への依頼が必要となり、追加費用が発生することもあるでしょう。
開発会社に依頼する場合、費用面が課題になります。基本的には、次項の配送日時指定アプリを導入することをおすすめします。
配送日時指定アプリを導入する方法
2つ目は配送日時指定のShopifyアプリを追加する方法です。Shopifyでは8,000以上ものアプリが提供されており、配送日時指定のアプリも多数提供されております。
アプリを導入したら簡単な設定で、自社のShopifyサイトに配送日時指定機能を実装できます。費用も高くありません。自社にエンジニアを抱えていない場合や、低価格で抑えたい場合にはアプリの導入がおすすめです。
Shopifyで配送日時指定アプリを選ぶ際のポイント

Shopifyには多数の配送日時指定アプリがあります。それらの中から自社に合ったアプリを選ぶポイントを解説します。
配送業者との連携
日本で主に利用されるヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などの主要配送業者と連携できるかどうかが、一番の重要ポイントです。配送業者が提供する実際の配送可能日時とアプリが同期できないと、顧客に提示した日時に配送できない問題が発生してしまいます。
カスタマイズ性
商品カテゴリや地域によって配送可能日時を変更できる柔軟性も重要です。例えば生鮮食品は平日のみ、一般商品は全日対応といった設定や、遠隔地への配送は日数に余裕を持たせるなどの細かい設定ができるアプリが理想的です。
料金コスト
注文数やストア規模に応じた明確な料金体系を持つアプリを選びましょう。隠れたコストがないか事前に確認することも大切です。
ユーザーインターフェースの使いやすさ
顧客にとって直感的に操作できるカレンダー形式のUIを提供しているか確認しましょう。複雑な操作が必要だと、顧客が混乱してカート放棄につながる可能性があります。
Shopifyでおすすめの配送日時指定アプリ3選
Shopifyで利用できるおすすめの配送日時指定アプリを3つご紹介します。
Shopifyのアプリの中には海外企業がリリースしたものが多く、日本語対応していないものも多いです。しかし、今回ご紹介する3つのアプリは全て、日本企業が提供しているため、慣れない英語に苦戦しながらアプリ追加をする必要はありません。
配送マネージャー

配送マネージャーはヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の送り状作成CSV出力に対応し、配送日指定や、配送伝票の印刷が可能なアプリです。
ユーザーへの追跡番号通知を自動で処理してくれるため、手動でユーザーに追跡番号を通知する必要がありません。店舗の営業日(店舗休日)を指定することも可能です。利用できる機能がシンプルなため複雑な設定もなく、簡単に導入することができます。
料金プランは「有料プラン」のみで、月額9.90ドルです。(2025年2月時点)30日間の無料体験期間がありますので、気になる方は試してみるとよいでしょう。
配送&注文サポーター

配送&注文サポーターもヤマト運輸、佐川急便、日本郵便に対応した配送日時指定アプリで、無料から始められるのが特徴です。顧客は注文カート画面で配送日時指定ができます。配送日時指定対象外商品の設定、特定配送エリアの設定など高度な設定も可能です。
料金プランと対応機能は以下の通りです。(2025年2月時点)
- Free plan:無料
配送日時指定など - Light plan:月額5ドル
Free planの機能、配送日時指定対象外商品の設定、特定配送エリアの設定、業務休業日の設定など - Basic plan:月額9ドル
Light planの機能、注文情報CSVエクスポート - Pro plan:月額18ドル
Pro planの機能、追跡番号のアップロード、ネクストエンジン連携
まずはシンプルな機能でいいから「配送日時指定機能を導入したい」という方には無料のFree planがおすすめです。自社の運用に合わせた高度な機能を使用したい場合には、Light plan以上を活用すると良いでしょう。
配送日時指定 .amp | 配送日時指定 & 出荷伝票CSV

配送日時指定 .ampは高機能な配送日時指定アプリです。デフォルトでヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、福山運輸、西濃運輸、日本通運に対応していますが、その他の配送業者を追加することもできます。
日時指定配送のみならず、置き配の希望にも対応しておりよりユーザーの希望に沿った設定が可能です。また、配送可能日を設定したり、商品/注文数/配送先地域に応じた配送希望日の設定ができたり、運営側のさまざまなニーズにも対応可能です。
料金プランと対応機能は以下の通りです。(2025年2月時点)
- NORMAL:月額9.80ドル
配送希望日の設定、配送時間帯の設定、CSVエクスポート設定、追跡番号管理、都道府県別の配送日時指定機能など - ADVANCED:月額19.80ドル
NORMALの機能、配送日時指定モジュールの非表示設定、商品別の配送日時指定機能など
14日間の無料体験期間があります。気になる方はまず試してみるといいでしょう。
配送日時指定機能の導入して顧客満足度を高めよう
この記事ではShopifyストアに配送日時指定機能を導入するメリットやアプリの選ぶ方、おすすめアプリなどを紹介しました。
配送日時の指定は顧客にニーズの非常に高い機能です。配送日時指定機能がない場合には、カゴ落ちしてしまう原因にもなりかねません。反対に、配送日時指定を導入することで売り上げアップやリピーター獲得につながることもあるでしょう。
今回の内容を参考にぜひ導入を検討してみてください。
おすすめShopifyアプリ
