【2024年最新】メール便の料金を徹底比較!利用する際の注意点なども解説

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小さな商品や書類などを送る際、送料を安く抑えられるメール便。メール便を利用したいと思った際、下記のような疑問を抱いたことはないでしょうか?

「メール便ってどのくらい料金がかかる?」

「メール便を一番お得に送れる配送業者を知りたい」

今回の記事では、メール便サービスを提供している主要3社の徹底比較を行います。各社のメール便料金はもちろん、メール便を利用する際のメリット・デメリット、注意点などを解説します。

メール便とは?

メール便とは、書類や小物などを安価で手軽に送れるサービスの総称です。宅配便のように対面で荷物を受け取るのではなく、主に郵便受けへの投函で配達が完了します。

各運送会社がそれぞれのサービス名で提供しており、料金やサイズ制限などが異なります。

主要メール便サービス3社

メール便を提供している主要な運送会社は、下記3社です。

  • 日本郵便
  • ヤマト運輸
  • 佐川急便

それぞれのサービスの特徴や発送方法を確認しましょう。

1.日本郵便

画像引用元:日本郵便

日本郵便のメール便サービスは、郵便ポストへの投函で発送手続きが完了するため、発送が簡単という特徴があります。日本郵便が提供するメール便サービスは下記2つ。

  • ゆうメール
  • ゆうパケット

以下、詳しく解説します。

ゆうメール

画像引用元:ゆうメール

ゆうメールは印刷物やCD・DVDなど、厚さ3cm・重量1kgまでの荷物を送れるサービスです。重量によって料金が変動するシステムで、料金は180円~360円かかります(2024年5月時点)。

郵便ポストへの投函、または郵便窓口で発送できます。

ゆうパケット

画像引用元:ゆうパケット

ゆうパケットは、荷物の厚さによって料金が変動するメール便です。厚さ1cm~3cm、3辺が60cm以内の荷物を250円~360円で発送可能です(2024年5月時点)。

郵便ポストへの投函、または郵便窓口での発送が可能で、追跡サービスや着払いにも対応しています。

2.ヤマト運輸

画像引用元:ヤマト運輸

ヤマト運輸は下記2つのメール便サービスを提供しています。

  • ネコポス
  • クロネコゆうメール

以下、詳しく解説します。

ネコポス

画像引用元:ネコポス

ネコポスは小型・軽量の荷物を翌日配達で送れるサービスです。全国一律上限385円で発送可能ですが、顧客ごとの条件により、料金が変動するシステムです(2024年5月時点)。

ネコポスは、フリマアプリを介した発送や、法人や個人事業主のみが利用できます。

クロネコゆうメール

画像引用元:クロネコゆうメール

クロネコゆうメールは、ヤマト運輸と契約のある法人・個人事業主のみが利用できるサービスです。料金やサイズは「要問い合わせ」となっていますが、ネコポスと同様に、顧客ごとの条件により料金が変動するシステムとなっています。

3.佐川急便

画像引用元:飛脚メール便

佐川急便は「飛脚メール便」というメール便サービスを提供しています。重量1kg・厚さ2cm以内・すべての辺の長さが70cm以内の荷物を発送できるサービスです(2024年5月時点)。

料金は重量で計算され、168円~325円の範囲内で発送できます(2024年5月時点)。ただし、飛脚メール便は法人のみが利用可能です。

各社メール便の料金・サイズ比較

ここでは各社メール便の料金・サイズ比較の一覧表を作成しました。ぜひ参考にしてください。

料金比較

項目条件料金
ゆうメール重量:~150g
重量:~250g
重量:~500g
重量:~1kg
180円
215円
310円
360円
ゆうパケット厚さ:~1㎝
厚さ:~2㎝
厚さ:~3㎝
250円
310円
360円
ネコポス重量:~1kg全国一律上限385円
クロネコゆうメール要問い合わせ要問い合わせ
飛脚メール便重量:~300g
重量:~600g
重量:~1kg
168円
220円
325円
2024年5月時点

サイズ比較

項目重量サイズ
ゆうメール~1kg長辺:~34cm
短辺:~25cm
厚さ:~3cm
ゆうパケット~1kg長辺:~34cm
短辺:決まりなし
厚さ:~3cm
※すべての辺の長さが60㎝以内
ネコポス~1kg長辺:~31.2cm
(23cm未満発送不可)
短辺:~22.8cm
(11.5cm未満発送不可)
厚さ:~2.5cm
クロネコゆうメール要問い合わせ要問い合わせ
飛脚メール便~1kg長辺:~40cm
(23cm未満発送不可)
短辺:決まりなし
(11.5cm未満発送不可)
厚さ:~2cm
※すべての辺の長さが70㎝以内
2024年5月時点

メール便を利用するメリット

メール便を利用するメリットは、主に下記3点が挙げられます。

  • 宅配便に比べて料金が安い
  • 送料を抑えられるため、商品の販売価格を下げられる
  • 郵便受けに投函されるため、受取人が不在でも届けられる

発送する荷物が大量にあれば、予想以上に送料がかさむものです。送料の安さは、メール便を利用する1番のメリットといえるでしょう。

また、オンラインで商品を販売している事業者がメール便で商品を発送できれば、送料を抑えられます。送料を抑えた分だけ、販売価格を下げれば成約率が向上するでしょう。

メール便を利用するデメリット

メール便を利用する際のデメリットは、主に下記4点です。

  • サイズや重量に制限がある
  • 配達日時の指定ができない
  • 追跡サービスが限定的、または対応していない場合がある
  • 紛失や破損の際の補償が限定的

メール便の最大のデメリットは、サイズや重量に制限があるため、送れる荷物が限られる点といえるでしょう。メール便の規定サイズ・重量をギリギリオーバーして送れない荷物などは、送料が割高に感じる場合が多いです。

また、メール便は配達日時の指定ができないので、受取人の都合にあわせた配送がむずかしい点も注意してください。メール便を利用する際は、取引先や顧客ごとに使い分けが必要となるでしょう。

メール便を利用する際の注意点

さいごにメール便を利用する際の注意点を解説します。注意点は下記の4つです。

  • メール便で送れないものもある
  • 配達日数がかかる場合がある
  • 土日祝に配達されない場合がある
  • 梱包材に注意する

メール便で送れないものもある

メール便は現金や貴重品、壊れやすいものなど、送ることできない荷物も多々あります。メール便の利用前には、サービスごとの発送禁止商品を確認しておきましょう。

配達日数がかかる場合がある

メール便は宅配便と比べると配達日数がかかる傾向にあります。急ぎの荷物には向かないため、余裕をもって発送することが大切です。

配達日数は地域や利用するサービスによって異なりますが、おおむね2〜4日程度かかると考えておきましょう。

土日祝に配達されない場合がある

メール便は、サービスによって土日祝の配達に対応していないことがあります。締め切り日や到着希望日に注意して発送しましょう。

また、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇中は、配達に通常より時間がかかる場合もあります。早めの発送を心がけましょう。

梱包材に注意する

サイズに制限のあるメール便で荷物を送る際は、どうしても簡素な梱包になりがちです。運送中の破損を防ぐため、適切な梱包材を使用することが大切です。

たとえば、箱や封筒と荷物の間に過剰な隙間がないように緩衝材をいれたり、ビニールを活用して雨濡れ防止策を講じたり、慎重に梱包しましょう。

メール便を有効活用して、送料を節約しよう!

今回の記事ではメール便サービスを提供している3社の送料やサイズの解説、メリット・デメリットなどを紹介しました。

メール便を有効に活用できれば大きなコスト削減につながります。荷物ごとに最適な配送業者を活用し、最大限送料を節約しましょう。