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「Shopifyで開設しているストアの認知度をもっと上げたい」「ストア広告の運営にチャレンジしてみたい」と考えている方におすすめしたいのが、「TikTok For Business」です。
TikTok For Businessを利用すれば、Shopifyで構築したストアとTikTokを連携させて、TikTokにストアの広告を出稿できます。TikTokはユーザー数も急上昇しているSNSであり、広告を表示させることで多くの人にストアの存在をアピールできます。しかし、具体的にShopifyとTikTokを連携させる方法がわからず、お悩みのストア運営者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ShopifyとTikTokを連携させる方法に加え、連携することで得られるメリットについても解説します。
TikTokでShopifyストアの認知アップに!
Shopifyでは、アプリストアにある「TikTok」チャネルアプリを追加することで動画広告を簡単に出稿できます。
動画での広告出稿は音や動きも入れられるので、商品情報をより多く届けられるだけでなく、商品を実際に使っているシーンをわかりやすく伝えられます。
TikTokとは?
TikTokとは、短尺の動画を配信、閲覧できるSNSサービスです。
日本では2017年にリリースされており、誰でも簡単に質の高い動画コンテンツ作成でき手軽に投稿できることから、若者を中心に人気の高いSNSとなっています。
TikTokの特徴
TikTokユーザーは前述の通り、若年層に人気のSNSです。ユーザーの半数以上を10〜30代が占めています。
主にエンタメ中心の動画がよくアップされており、15〜180秒の動画を投稿します。
「いいね」やフォロー、コメント機能、ハッシュタグをつけて共有する機能などがあるため拡散性が高いのが大きな特徴です。
また、TikTokではユーザーの検索履歴やいいね、動画視聴時間などからユーザーが興味を持ちそうな動画が自動的に表示されます。ユーザーが関心のあるコンテンツが集計されており、広告を出稿する際には蓄積されたデータからターゲットを絞り込んで商品に興味のありそうなユーザーに広告を表示させやすくなっています。
TikTok For Businessで簡単に広告を出稿
TikTok For Businessは2020年6月にリリースされた、TikTok運用型広告を出稿するプラットフォームです。
これまでTikTokに広告を出稿するには運営会社や広告代理店に問い合わせする必要があったのですが、TikTok For Businessの登場で個人や企業が簡単にTikTokに広告を出せるようになりました。
TikTokではスワイプしていくことで次の画面へ進むシステムとなっており、動画と動画の間に広告をはさめます。また、TikTokでは興味のない広告を簡単に飛ばすことが可能です。なので広告への嫌悪感を持たれにくいメリットがあります。
Shopifyと連携すれば管理画面から動画広告を直接発信できるだけでなく、一度設定すれば商品の選択やターゲットの顧客層の設定、予算設定も簡単です。
TikTok For Businessと連携するメリット
ShopifyとTikTok For Businessを連携するメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
Shopifyのダッシュボードで広告管理できる
ShopifyとTikTok For Businessと連携することで、個人でも簡単に広告管理ができます。
前述の通り、今までTikTokで広告を表示させるのは広告運営会社に頼む必要がありましたが、TikTok For Businessと連携させることで広告をストア運営者が管理できます。
広告の配信予定日や予算、TikTokから発生した商品売上の確認など一通りの情報を管理画面で操作が可能です。
TikTokピクセル機能により高精度なリターゲティングを実現
ピクセルとは、Webユーザーの動きを記録するタグのことです。
TikTokピクセル機能を設置することで、広告効果の分析やリターゲティング(過去にストアに訪れた方に再度広告を表示させる)が可能です。
広告分析をすることで、効率的に潜在顧客にアプローチできたり、今までストアから離れていたお客様にリピートしてもらうキッカケも作れます。
Shopifyですでに利用している画像を使ってTikTokの動画が作成できる
ShopifyとTikTok For Businessを連携すれば、すでに販売ページで利用している商品素材をTikTok広告に利用できます。
すでに利用している画像や動画はTikTokユーザー向けに自動でカスタマイズされるため、広告用に商品写真を用意する手間がありません。簡単にエフェクトの追加やテキスト挿入ができるのも大きなメリットです。
TikTok For Business(TikTok広告)との連携方法
この章では、具体的にShopifyとTikTok For Business(TikTok広告)を連携させる方法について解説します。
ShopifyにTikTokアプリを導入
まずはShopifyアプリストアでTikTokアプリを追加します。
TikTokアプリはこちら
アプリを導入したら管理画面の販売チャネルにTikTokが追加されているか確認しましょう。
TikTok For Business広告アカウントを登録
TikTokアプリがダウンロードできたら、TikTok For Business広告アカウントの登録が必要です。
販売チャネルでTikTokを選択すると「新機能の追加」と表示されるので、「今すぐ利用開始」をクリックしましょう。
TikTok For Businessのアカウントがない場合、新規作成が必要です。「アカウントにサインアップ」の画面でメールアドレス、パスワード、認証コードを入力してアカウント登録しましょう。
Shopifyと連携
TikTok For Businessアカウントが作成できたらShopifyと連携します。TikTokアプリ、もしくは管理画面の「マーケティング」にある「キャンペーンを作成」をクリックしましょう。
「TikTok Conversion Ads」を選択して広告内容とターゲットについて入力します。
- アクティビティ名
- 商品の選択
- 広告用画像、動画の選択
- 広告内テキストの設定
- 表示名(@以降に表示されるサービス名)
- プロフィール
- 性別
- 年齢
- 行動(ある一定の行動をしたユーザーに広告を表示させる)
- 特定の地域にいるユーザーのみに広告表示する
- 最適化イベント
- 予算
- 配信スケジュール
- 入札戦略
広告ターゲットでは、商品のターゲット層となるユーザーに絞ったターゲティング設定が可能です。年齢や性別、地域だけでなく、特定の行動をしたユーザーに対しての広告表示ができるため、商品を購入してくれる可能性の高いユーザーにアプローチが可能です。
また、「最適化イベント」では商品の購入完了など、目標とするコンバージョンを元にイベント(成果点)を選択します。これにより成果に繫がりやすいユーザーに広告が配信される可能性が高まります。
「最適化イベント」設定したイベント(成果点)を元に入札単価を最適化する「入札戦略」では、イベント(成果点)の目標を設定する「コスト上限」と、設定した予算の中でよりイベント数が集まるよう入札を行う「最低コスト」のどちらかを選択します。
広告ターゲットの設定後に審査が行われます。審査を通過すると広告配信がスタートします。広告出稿の審査については次の項をご参照ください。
広告出稿の審査
広告内容とターゲットが入力できたら審査が行われ、審査に通過すると広告配信ができるようになります。
TikTok広告のガイドラインに満たしているか運営会社が審査をします。通常、24時間以内に審査が完了しますが、一部の広告においては通常よりも長く審査時間がかかる場合があります。
TikTok広告ポリシー:広告クリエイティブおよびランディングページ
ShopifyとTikTokを連携させてストアの認知度を向上させよう!
今回は、ShopifyとTikTokを連携させる方法とメリットについて解説しました。
TikTokは世界的にも爆発的にユーザー数を伸ばしており、特に若年層に人気があるSNSです。Shopifyと連携させることでTikTokに動画広告を出稿できるようになります。
ShopifyとTikTokを連携させるメリットは以下の3つでした。
TikTok For Businessが利用できるようになったことで、今までよりも低コストでTikTok広告を利用できるようになりました。
ぜひTikTokとShopifyを連携して、自社ECサイトの認知拡大や、リピート率の向上に役立てましょう。