STORESとは?メリット・デメリットや登録手順などを徹底解説

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「ネットショップを始めたいけど、どのサービスを選べばいいのか分からない」
「専門知識がなくても運営できるECサイトはないの?」

このような悩みを抱える方におすすめなのがSTORESです。STORESなら初期費用0円で始められ、専門知識がなくても直感的な操作で本格的なネットショップが開設できます。

この記事ではSTORESの特徴やメリット・デメリット、登録手順までを徹底解説。実店舗とのシームレスな連携機能や多彩な決済手段など、他のECプラットフォームと比較した際のSTORESの強みも詳しくご紹介します。これからネットショップを始める方はぜひ参考にしてください。

STORESとは?機能と料金体系

STORESとは
画像引用:STORES公式サイト

STORESとは、個人や中小企業が簡単にオンラインショップを開設できるECプラットフォームです。STORES株式会社が提供する日本発のサービスで、ネットショップ構築だけでなく実店舗向けのPOSレジも備えています。

サービスの最大の特徴は、専門知識がなくても直感的にサイトを構築できることです。デザインはテンプレートから選択でき、必要な機能も手軽に導入可能。また、キャッシュレス決済や予約システムなど、店舗運営に必要な機能を一元管理できるため、効率的なビジネス展開が可能になります。

さまざまな業種に対応しており、オンラインと実店舗をシームレスに連携させたい方に最適なサービスといえるでしょう。

STORESの主な機能

STORESは店舗運営に必要な幅広い機能を提供しています。以下にその主な機能を紹介します。

ネットショップ機能
  • 多様な決済手段(クレジットカード、コンビニ決済、PayPay、Amazon Payなど)に対応
  • 専門知識不要のカンタンなデザインカスタマイズ
  • 商品ごとに最大30枚の画像登録や動画埋め込みが可能
  • Google ショッピングとの連携による集客支援
POSレジ機能
  • 商品選択や割引操作などの基本レジ機能
  • さまざまなキャッシュレス決済との連携
  • 期間別・従業員別などの詳細な売上分析
予約システム
  • オンライン予約受付と自動リマインドメール送信
  • LINEやGoogleカレンダーとの連携機能
  • フィットネス、サロン、スクールなど多業種に対応
データ分析・ブランドアプリ
  • 売上・商品・顧客データの自動分析
  • オリジナルブランドアプリの作成
  • 店舗とオンラインで共通のポイントシステム構築

STORESの料金体系

STORESはネットショップ向けの料金プランと実店舗向けの料金プランがあります。

ネットショップ向けには「フリープラン」と「ベーシックプラン」が、実店舗向けには「フリープラン」と「スタンダードプラン」の合計4つの料金プランがあります。ビジネス形態や規模に応じて選択できます。

ネットショップ向け料金体系

項目フリープランベーシックプラン
月額料金(税込)無料3,480円(月払い時)
2,980円(年払い時)
初期費用無料無料
決済手数料5.5%~3.6%~
2025年5月時点

フリープランは初めてネットショップを開設する方や固定費を抑えたい方におすすめです。月額料金が無料ですが、決済手数料が高めに設定されています。

一方、ベーシックプランは本格的なネットショップ運営をしたい方向けで、ネットショップ機能を全て利用可能です。年払いにすると月額料金が安くなります。

実店舗向け料金体系

項目フリープランスタンダードプラン
月額料金(税込)無料3,300円
初期費用無料無料
決済手数料2.48%~1.98%~
キャッシュレス決済端末19,800円/台1台無料/店舗
2025年5月時点

実店舗向けのフリープランでも月額料金がなんと無料。ただし、スタンダードプランに比べて決済手数料が高く設定されています。実店舗の決済にはCAT端末が必要になりますが、フリープランでは1台あたり、19,800円で提供されています。

スタンダードプランは実店舗運営の全機能が利用可能です。また月商が20万円を超える場合は、決済手数料の差からスタンダードプランの方がお得になることもあります。また、年間キャッシュレス金額が3,000万円以上の方向けに上位プランも用意されています。

自分のビジネスニーズに合わせて、最適なプランを選びましょう。

STORESのメリット

STORESのメリット

STORESには、ネットショップ初心者から実店舗を持つ事業者まで幅広いユーザーにとって魅力的なメリットがあります。ここでは、以下のメリットについて詳しく解説します。

  • 初期費用・月額費用が無料で始められる
  • 専門知識が不要で簡単な操作で利用できる
  • 多彩な決済手段が使える
  • 実店舗とシームレスに連携できる
  • 顧客管理・マーケティング機能が充実している

初期費用・月額費用が無料で始められる

STORESはフリープランなら月額0円で始められるので、初期投資なしでネットショップが開設できます。これは商品が売れたときだけ決済手数料(5.5%〜)が発生する仕組みです。

お金をかけずに始められるため、予算が少ない店舗と相性がよく、副業やテスト販売にも向いています。商品の反応を見ながら本格展開を検討できるのも魅力です。

売上が増えてきたら、手数料の安いベーシックプランへ移行することも簡単です。このように、ビジネスの成長に合わせて柔軟に対応できる点が大きな利点といえます。

専門知識が不要で簡単な操作で利用できる

STORESの管理画面は直感的で、専門知識がなくても簡単に操作できます。ドラッグ&ドロップ機能や入力補助が充実しているため、ITに詳しくない方でも安心です。テンプレートはすべてスマホ対応済みなので、パソコンでもスマホでも見栄えのよいページが表示されます。

また、SEO設定やSNS連携ボタンも標準装備されているため、マーケティングの初心者でも効果的に集客が可能です。技術的な設定に時間を取られず、商品やサービスに集中できる環境が整っています。

多彩な決済手段が使える

STORESは多様な決済手段に対応しており、顧客の購入機会を増やせます。クレジットカードだけでなく、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、後払い、PayPayなど幅広い決済方法を提供しています。

多くの決済オプションがあれば、顧客が購入を途中でやめる「カゴ落ち」を防げるため、売上アップにつながるでしょう。また、若い世代に人気のキャリア決済や年配の方に好まれる銀行振込など、幅広い客層にアプローチできます。

顧客は自分の好みや状況に合わせて支払い方法を選べるため、買い物の満足度も高まり、リピート購入にもつながるでしょう。

実店舗とシームレスに連携できる

STORESは実店舗とオンラインショップを一つに管理できる機能が充実しています。STORESレジ(iPadレジ)ではPOS機能とオンライン在庫の同期が可能です。また、STORES決済ではキャッシュレス端末も提供しています。

さらに、予約システムを使えばオンラインでの予約と決済もスムーズに行えます。たとえば、サロン経営者なら予約システムとショップを連携させてギフトチケットを販売したり、小売店では店舗とネットの在庫を一括管理して売り切れを防いだりできるでしょう。

このような連携機能により、実店舗とネットを組み合わせた販売戦略を簡単に実現できるため、両方でビジネスを展開したい事業者にとって大きな強みとなっています。

顧客管理・マーケティング機能が充実している

STORESには効果的な顧客管理とマーケティングのための機能がたくさんあります。具体的には、クーポン発行、メルマガ配信、顧客情報管理、Google連携など、販促に役立つツールが揃っています。

販促に役立つツールを活用すれば、購入後に「レビュー投稿で割引クーポン」のメールを送るリピーター獲得策を実施できるでしょう。また、特定商品だけをセール価格にして対象者にメール通知する季節キャンペーンも簡単に実施できます。

専門的なマーケティングツールを別に導入する必要がなく、STORESの画面から一元的に顧客とのやり取りや販促活動を行える点は、小規模事業者やEC初心者にとって大きな助けになるでしょう。

Shopify ・ECサイトの制作・運用については、無料の相談・お見積もりより、
お気軽にご連絡ください。

STORESのデメリット

STORESのデメリット

STORESには多くのメリットがありますが、いくつかの制限や課題も存在します。ここでは、以下のデメリットについて詳しく解説します。

  • 集客は自力で行う必要がある
  • デザインのカスタマイズ性が低い
  • 無料プランでは利用できる機能が限られる

集客は自力で行う必要がある

STORESは自社EC型のプラットフォームなので、モール型ECと違って集客は自分で行う必要があります。そのため、ショップを開設しただけで顧客は自然には集まりません。

新しいショップはGoogle検索で上位表示されるまで時間がかかり、効果的な集客にはSNSや広告の知識が必要です。継続的な施策も欠かせないため、初心者や副業の方は「開設したのに売れない」という状況に陥りやすいでしょう。

SEO対策やSNS運用の基礎知識を身につけることをおすすめします。

デザインのカスタマイズ性が低い

STORESではHTMLやCSSを直接編集できないため、テンプレート内でしかデザインを変更できません。この仕様は初心者には簡単ですが、ブランド性を重視する事業者には物足りないかもしれません。

テンプレートを使うと他店と似た見た目になりやすく、差別化が難しくなります。特殊なナビゲーションや動画背景などの実装も困難です。

ShopifyBASEではコードカスタマイズが可能(※有料プランまたは一部条件あり)なため、デザインの自由度を重視する場合はこれらも検討する価値があるでしょう。

無料プランでは利用できる機能が限られる

STORESのフリープランでは、詳細なアクセス解析機能やインサイトデータが限定的です。Googleアナリティクスのような分析ツールも使えないため、コンバージョン率の分析が困難で、どこで顧客が離脱しているかを把握できません。

また、A/Bテストや広告効果測定の精度も低下するため、効果的なマーケティング戦略を立てにくくなります。これらの制限はスタンダードプラン(月額3,480円)で解消されるので、ビジネスが軌道に乗り始めたら有料プランへの切り替えを検討するとよいでしょう。

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STORESがおすすめなショップ

STORESがおすすめなショップ

STORESは特に以下のようなショップや事業者に向いています。

  • 低コストで始めたい個人・副業の方:
    月額0円のフリープランで開始でき、売上が発生した時だけ手数料が発生するため、初期投資の負担がありません。
  • ネットショップ初心者:
    直感的な操作画面とテンプレート選択式のデザインで、専門知識がなくても簡単に始められます。
  • ハンドメイド作家・アーティスト:
    少量多品種の販売に適しており、商品画像を最大30枚まで登録できるので作品の魅力を伝えやすいでしょう。
  • デジタルコンテンツ販売をしたい方:
    ファイル販売に対応しており、在庫を持たずに販売できるため、リスクを抑えられます。
  • 実店舗を持つ小規模事業者:
    POSレジ・キャッシュレス決済・予約機能との連携が可能で、オンラインと実店舗を一元管理できます。
  • 予約受付やチケット販売が必要な事業者:
    サロン・スクール・イベント事業者に適した予約機能を備えています。
  • 短期イベント・期間限定ショップ:
    初期費用なしで立ち上げられ、多様な決済環境がすぐに整います。

STORESは「簡単に・安く・素早く」ネットショップを始めたい方に最適なプラットフォームです。

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STORESの登録手順と使い方

STORESの登録手順と使い方

STORESでは、ネットショップを簡単な手順で開設できます。初心者でも迷わず操作できるよう、各ステップを順に説明します。

STORESの登録手順(アカウント作成)

STORESのアカウント作成は以下の流れで行います。

  1. 公式サイトにアクセス:STORESの公式サイトから「無料ではじめる」をクリック
  2. メールアドレスとパスワードを入力:利用規約とプライバシーポリシーに同意し「アカウントを作成」
  3. 認証コードを入力:登録メールに送られる認証コードを画面に入力
  4. サービスを選択しIDを設定:「ネットショップ」を選び、ショップのURLとなるIDを設定(後から変更不可)
  5. 事業者情報を入力:代表者名、生年月日、所在地、電話番号など必要事項を入力
  6. ショップ名を設定:ブランドイメージに合った名前を入力

STORESの初期設定

ショップ開設に必要な初期設定は以下のとおりです。

  1. 決済手段の設定:
    クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込など利用する決済方法を選択
    クレジットカード決済を利用する場合は審査が必要
  2. 送料の設定:
    発送方法や地域ごとの送料を設定
    複数の発送方法や地域別の料金設定も可能
  3. デザインの設定:
    豊富なテンプレートからショップデザインを選択
    ロゴや背景画像のカスタマイズも簡単に実施
  4. Aboutページの作成:
    ショップの概要やコンセプトを記載
    運営者の想いや商品へのこだわりをアピール

STORESの商品登録方法

商品登録は以下の手順で行います。

  1. 商品情報の入力:商品名、価格、在庫数を設定
  2. 商品カテゴリの設定:商品を適切なカテゴリに分類
  3. 商品タグの設定:検索されやすいキーワードをタグとして設定
  4. 在庫と価格管理:在庫数の設定と管理方法を選択

ショップ公開と運営

ショップの公開と運営に関する主な作業は以下のとおりです。

  • ショップの公開:
    全ての設定が完了したらショップを公開
    公開前に「プレビュー」で最終確認することを推奨
  • 受注管理:
    注文があると管理画面に通知
    注文内容を確認し発送手続きを実施
    顧客へ発送連絡メールを送信
  • 売上管理:
    売上の確認と入金スケジュールの管理
    振込先口座の設定や変更も可能
  • 集客と販売促進:
    SNSとの連携やクーポン発行で集客
    定期的なキャンペーンやセールの実施

ショップの運営がスムーズに進むよう、STORESの公式ヘルプセンターも活用してください。

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STORESでECショップを開設・運営しよう

STORESでECショップを開設・運営しよう

この記事では、STORESの基本情報からメリット・デメリット、具体的な開設手順まで徹底的に解説しました。

STORESは初期費用無料で始められ、専門知識がなくても簡単に操作できる点が最大の強みです。ただし自力での集客が必要なことや、デザインのカスタマイズ性に制限があることも理解しておきましょう。

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