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ECサイトを立ち上げたいけれど、どのシステムを選べばいいか悩んでいませんか。そんな場合におすすめなのが、EC-CUBEです。
この記事では、EC-CUBEの機能や料金、導入方法などを詳しく解説します。自社に最適なECサイト構築の道筋が見える記事ですので、EC-CUBE導入を考えている場合は参考にしてください。
EC-CUBEとは

EC-CUBEとは、日本生まれのオープンソース型ECサイト構築パッケージです。最大の特徴は、自由なカスタマイズ性にあります。デザインや機能面で高い自由度を誇り、ブランド独自のUI/UXを構築できるのが魅力です。
標準機能に加え、プラグインで機能拡張も可能です。商品管理や顧客管理など、基本機能も充実しています。さらに、日本語サポートが充実し、国内導入実績も豊富です。中小企業から大企業まで、幅広いニーズに対応できる理想的なECサイト構築ツールといえるでしょう。
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EC-CUBEの料金プランと導入コスト
EC-CUBEには、クラウド版とダウンロード版の2種類があります。
クラウド版は、Liteプラン(月額6,800円〜)とStandardプラン(初期費用70,000円、月額49,800円〜84,800円)の2つのプランがあります。運用が簡単で、ITリソースが少なくても始められる点がメリットです。
一方、ダウンロード版は無料ですが、サーバーやセキュリティ対策は自己負担です。カスタマイズ性は高いものの、専門知識や外部委託コストが必要になる場合もあります。
選択の際は、運用の手軽さを求めるならクラウド版、コスト削減とカスタマイズを重視するならダウンロード版が適しているでしょう。
EC-CUBEのメリットとデメリット
EC-CUBEには、使う側にとって大きな魅力と課題があります。コスト面や自由度の高さが特徴ですが、運用には専門知識が求められます。ここでは、そのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
EC-CUBEのメリット
EC-CUBEの魅力は、コストが抑えられることと高い自由度にあります。ダウンロード版なら無料で利用でき、初期費用を抑えられます。独自サーバーは必要ですが、総合的な開発・運用コストは低めです。
カスタマイズの自由度も高く、オープンソースならではの柔軟性があります。コード変更やプラグイン追加が簡単で、自動翻訳や定期販売機能など、特定のニーズに応じた細かな調整が可能です。
さらに、充実したサポートも魅力です。日本国内での豊富な導入実績やユーザーコミュニティの存在が、技術的なバックアップを支えています。質問や情報交換がしやすく、サポートドキュメントも整備されているため、安心して利用できるでしょう。
EC-CUBEのデメリット
EC-CUBEの課題は、専門知識が必要な点です。ダウンロード版では高度なカスタマイズが可能ですが、サーバー設定やメンテナンス、セキュリティ対策に専門的な知識が求められます。この点は、クラウド版の利用や外部ベンダーへの依頼で解決できます。
また、セキュリティ対策の重要性も見逃せません。オープンソース特有の脆弱性に対し、定期的なセキュリティアップデートや脆弱性診断が必要です。これらを怠るとリスクが高まるため、専門業者への委託やクラウド版の利用が推奨されます。適切な対策を取ることで、安全なEC運営が可能となるでしょう。
EC-CUBEの主な機能と使い方
EC-CUBEは、ECサイト構築から商品・顧客管理まで、幅広い機能を備えています。使いやすさと柔軟性を兼ね備えた、これらの主要機能をみていきましょう。各機能の特徴と活用法を理解することで、効率的なEC運営が可能となります。
ECサイト構築とデザイン
EC-CUBEは、ECサイト構築とデザインにおいて優れた機能を提供します。豊富なデザインテンプレートは、初心者でも簡単に使えるうえ、プロフェッショナルな仕上がりでブランドの一貫性を保てます。
さらに、カスタマイズの自由度が高いのも特徴です。HTML、CSS、JavaScriptを使った高度な調整が可能で、テンプレートを超えた独自のデザインや機能追加が容易です。管理画面からのUI/UX調整もスムーズで、柔軟なサイト作りができるでしょう。これらの機能により、個性的で使いやすいECサイトを構築できます。
商品管理機能
EC-CUBEの商品管理機能は、効率的で使いやすいのが特徴です。商品の登録、編集、削除が直感的に行え、画像や価格設定も簡単です。規格情報の追加や在庫管理機能も充実しており、一括管理が可能となっています。
SEO対策にも対応しており、商品ごとにキーワード設定やカスタム属性の登録ができます。さらに、CSVファイルを使った商品情報のインポート・エクスポートにより、大量の商品データを効率的に扱えるのです。これらの機能により、商品管理の手間を大幅に削減しつつ、効果的な運営が可能となるでしょう。
顧客管理機能
EC-CUBEの顧客管理機能は、ECサイト運営を効率化します。顧客の登録、編集が容易で、購入履歴の追跡や複数配送先の管理ができます。これらのデータを活用すれば、個別マーケティングやリピーター向けの施策も可能です。
また、出荷通知メールの自動送信機能など、顧客満足度を向上させるための機能も充実しています。これにより、顧客対応の効率化が図れ、より良いサービス提供につながります。EC-CUBEの顧客管理機能を活用することで、顧客との良好な関係構築と売上向上が期待できるでしょう。
EC-CUBEの導入手順

EC-CUBEの導入は、以下の手順を追って行えば初心者でも可能です。
- サーバーの準備
- EC-CUBEファイルのダウンロードとアップロード
- インストールウィザード
- 初期設定
- デザインカスタマイズ
それぞれの内容を解説します。
1.サーバーの準備
EC-CUBE導入の第一歩は、適切なサーバー環境の準備です。PHPとMySQL(またはPostgreSQL)をサポートするレンタルサーバーを選びましょう。FTPクライアント(FileZillaなど)も用意し、ファイルアップロードの準備を整えます。
注意すべき点は、サーバーのPHPバージョンがEC-CUBEに対応しているか確認することです。この確認を怠ると、後のインストール段階で問題が発生する可能性があります。適切なサーバー環境を整えることで、スムーズな導入が可能となります。
2.EC-CUBEファイルのダウンロードとアップロード
EC-CUBEファイルの入手とアップロードは、導入プロセスの重要な一歩です。まず、EC-CUBE公式サイトからパッケージをダウンロードし、解凍します。次に、準備したFTPクライアントを使用して、解凍したファイルをサーバーにアップロードします。
この作業が完了したら、ブラウザで該当のディレクトリにアクセスしてインストールを開始しましょう。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、焦らず確実に行うことがポイントです。アップロードが正しく完了すれば、次のステップに進む準備が整います。
3.インストールウィザード
インストールウィザードは、EC-CUBE導入の重要な手順です。ブラウザでディレクトリにアクセスすると、自動的にウィザードが開始されます。画面の指示に従い、必要な情報(パーミッション設定、データベース情報など)を順に入力していきます。
エラーが発生した場合は慌てず、サーバー設定やファイル権限を確認して修正しましょう。各ステップを丁寧に進めることで、インストールは滞りなく完了します。ウィザードの終了後、EC-CUBEの基本機能が使用可能となり、次の初期設定に進む準備が整います。
4.初期設定
初期設定は、EC-CUBEを自社のECサイトとして機能させるための重要なステップです。管理画面にログインし、店舗名、メールアドレス、支払い方法、配送方法など、基本的な情報を設定します。
忘れてはならないのが、セキュリティ設定です。顧客情報を扱うECサイトでは、セキュリティは最重要事項です。慎重に各項目を確認し、設定することで、安全で信頼性の高いECサイトの基盤が整います。
5.デザインカスタマイズ
デザインカスタマイズは、EC-CUBEを自社ブランドに合わせてカスタマイズする段階です。標準デザインでも利用可能ですが、テンプレートや独自デザインの導入がおすすめです。HTML、CSS、JavaScriptを使用して、細部まで調整することも可能となっています。
さらに、プラグインのインストールで機能を拡張できます。ただし、過剰な機能追加はサイトの重さにつながるため、必要最小限にとどめることがポイントです。ブランドイメージに合わせたデザインと必要な機能を備えることで、魅力的なECサイトが完成するでしょう。
EC-CUBEの注意点
EC-CUBEの導入には、いくつかの重要な注意点があります。まず、PHPのバージョン確認は必須です。EC-CUBE 4.x系では、PHP 7.x以上が必要で、対応していないとサイトが表示されない可能性があります。
次に、データベース設定の正確さです。ユーザー名やパスワードを間違えるとインストールが失敗します。また、これらの情報は個人情報保護の観点から、厳重に管理しましょう。
最後に、ファイルやフォルダのパーミッション設定にも注意が必要です。適切な設定を行い、セキュリティリスクを最小限に抑えることが大切です。これらの点に気をつければ、スムーズな導入が可能になるでしょう。
まとめ
EC-CUBEは、柔軟性とコスト面で優れたECサイト構築システムです。無料で使えるダウンロード版と、手軽に始められるクラウド版があり、ニーズに合わせて選べます。豊富な機能と高いカスタマイズ性が魅力ですが、導入には技術的な知識も必要です。
適切な準備と注意点を押さえれば、独自性のあるECサイトを効率的に運営できるため、当記事の内容をもとに導入を進めましょう。
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