ECサイトと連携できる会計ソフトは?おすすめ4選と選ぶポイント

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ECサイトの売り上げや経費の管理をスムーズにするために、会計ソフトの導入を検討する方も多いのではないでしょうか?

しかし、会計ソフトの種類が多く、どれを選べば良いか迷いますよね。

自社のECサイトに適さない会計ソフトを選んでしまうと、かえって管理が複雑になる可能性があるので注意が必要です。

本記事では、ECサイトと連携できるおすすめの会計ソフト4選を紹介し、選ぶポイントも詳しく解説します。

ECサイトの会計処理とは?

ECサイトにおける会計処理の主な内容は以下の通りです。

  • 売り上げの管理
  • 顧客データの管理
  • 決済処理と手数料の管理
  • 物流費用の管理
  • 返品や返金処理の管理
  • 消費税の管理
  • 税務対応


収入と支出を綿密に管理することで、利益率やコスト効率を適切に評価でき、予算の見直しや経費削減、売り上げを向上させる戦略的な意思決定が可能になります。

また、税務申告や資金調達の際にも正確な財務データが必要です。

財務の健全性を保ち、ECビジネスを成長させるためには、会計処理を公正に行うことが重要です。

ECに会計ソフトを連携するメリット

ECサイトにおける取引の量や種類は多様化しており、日々の業務が増大する中で、手作業による会計処理では限界があります。

会計ソフトをECサイトに連携することで、業務の効率化を実現でき、非常に便利です。

ECサイト運営において会計ソフトを連携するメリットは以下の3つです。

  • 帳簿の作成や保管の簡略化
  • 電子帳簿保存法への対応
  • 収益性のリアルタイム把握

それぞれを詳しく解説します。

帳簿の作成や保管の簡略化

会計ソフトをECサイトと連携することで、作業効率が飛躍的に向上します。

まず、売り上げや経費、取引データが自動的に会計システムに取り込まれるため、手動で入力する手間が大幅に省けます。これにより、経理業務の時間削減が可能です。

さらに、データの自動化により、手入力時のミスが削減され、経理担当者がミスの確認や修正に費やす時間が激減します。

その結果、売上分析や財務戦略などECビジネスそのものに専念できます。

電子帳簿保存法への対応

近年の法改正により、電子帳簿保存法への対応が必須となりました。この法律は、帳簿や書類の電子保存を推進し、効率的な管理を求めるものです。

会計ソフトを導入すれば、帳簿や領収書、取引記録などをデジタル保存でき、従来の紙媒体による管理が不要となり、データはいつでも手軽に確認できます。

電子保存されたデータは、法的要件を満たした形式で保存されるため、税務監査などにも迅速に対応可能です。そのため、法令遵守のための手続きをスムーズに進めることができます。

収益性のリアルタイム把握

会計ソフトを導入することで、売り上げや経費、利益率などの財務データをリアルタイムで把握できるのもメリットです。

収益性やコストパフォーマンスを随時モニタリングできるため、必要に応じた戦略の見直しや資源の再配分など、タイムリーにビジネスの方向転換が可能になります。

実際の収益をリアルタイムで確認して適切な経営判断を下せるため、長期的な成長が期待できます。

EC向けに会計ソフトを選ぶポイント

会計ソフトを選ぶポイントは、以下の3点です。

  • 自社のECサイトと連携可能かどうか
  • 必要な機能は満たしているか
  • コストは合うか

それぞれを詳しく解説します。

自社のECサイトと連携可能かどうか

会計ソフトを選ぶ際、最も重要なポイントの一つは、自社のECサイトや利用しているプラットフォームと連携できるかどうかです。

会計ソフトによっては、Amazonや楽天、Shopifyなどの主要ECプラットフォームであっても連携できない場合があるので注意しましょう。

また、複数のECプラットフォームを利用している場合は、全てのプラットフォームと連携できるかどうかも重要です。

ECサイトをスクラッチ開発している場合は、連携ができない可能性が高いので、会計ソフト会社に連絡して確認しましょう。

必要な機能は満たしているか

会計ソフトが自社の経理業務に必要な機能をすべて備えているかどうかも重要です。

具体的には、以下の項目を確認するとよいでしょう。

  • ​​送料や消費税、割引、決済方法など詳しく記帳できるか
  • 記帳方法を自動と手動で選択できるか
  • 記帳のタイミングを選択できるか
  • 軽減税率や棚卸処理に対応しているか
  • 国際取引に対応しているか

将来的なビジネス拡大を見据え、必要に応じて機能を拡張できるカスタマイズ性や、サポート体制が整っているかも確認しておくと安心です。

コストは合うか

価格に対して提供される機能が見合っているかを考慮することも重要です。

会計ソフトの導入には、初期費用とランニングコストの両方がかかります。導入時にかかる費用はもちろん、月額費用や追加機能に対する料金も含めて判断しましょう。

自社の業務規模や成長戦略に合った価格のソフトを選ぶことで、ECサイトを長期的かつ安定的に成長させることができます。

ECと連携できる会計ソフト4選

ECサイトと連携できるおすすめの会計ソフトを紹介します。

弥生会計オンライン

画像出典:弥生会計オンライン

弥生会計オンラインは、AmazonビジネスやSTORESと連携できるクラウド型会計ソフトです。

取引データを自動的に取り込み、帳簿や決算書を効率よく作成できます。「4ステップ」で簡単に取引を入力できるため会計知識がない方や初心者でも使用可能です。

また、スマート読取機能により、銀行口座の取引やレシート情報を自動で仕訳できるため、入力の手間を大幅に軽減できます。さらに、勘定科目や帳簿作成に関する疑問も相談できるサポート体制が整っているのも人気の理由の一つです。

やよいの青色申告オンライン

画像出典:やよいの青色申告オンライン

やよいの青色申告オンラインは、AmazonビジネスやSTORESと連携できる会計ソフトです。

入力作業を自動化することで、青色申告を効率よく行えるように設計されていることが特徴です。取引データを自動取り込みしてくれるので、会計知識がなくても簡単に確定申告を行うことができます。

また、スマホアプリや「e-Tax」にも対応しているため、税務署に行く必要がなく、オンラインで手軽に申告が可能です。また、顧問税理士と自動連携する機能もあり、書類の郵送コストや手間を削減し、データ共有も簡単に行えます。

マネーフォワード クラウド会計

画像出典:マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワード クラウド会計は、Amazonや楽天と連携できる会計ソフトです。

帳簿、レポート、決算書を自動で作成します。さらに、金融機関の入出金データも自動取得できるため、リアルタイムで最新の財務情報を把握・共有できる点が大きな魅力です。

また、他のサービスと連携すれば、勤怠管理やマイナンバー管理も可能で、会計だけでなく経理や人事業務全体の効率化が期待できます。

クラウド会計は中小企業向けのシンプルなソフトです。大規模企業や上場を目指す企業には、より多機能な「クラウド会計Plus」がおすすめです。

freee会計

画像出典:freee会計

freee会計は、ShopifyAmazonAmazonビジネス、楽天市場BASEなどと連携が可能です。

複数の販売サイトで発生する取引データを一元管理でき、リアルタイムで売り上げや在庫状況を把握できます。また、freeeはクラウドベースで提供されているため、いつでもどこでもデータにアクセスでき、青色申告など税務申告にも簡単に対応できる機能を備えています。

わかりやすい使い方ガイドが提供されており、またチャット相談なども行っているため、初心者の方にもおすすめです。

ECサイトの制作・運用については、無料の相談・お見積もりより、
お気軽にご連絡ください。

会計ソフトを導入し会計作業を効率化しよう

EC会計の連携ソフトを導入することで、売り上げや経費の管理が自動化され、日々の業務効率が大幅に向上します。

各ソフトには、それぞれの特徴や強みがあるため、自社の規模や運営しているECプラットフォームに合ったものを選ぶことが重要です。

最適な会計ソフトを選び、ECビジネスの成長をしっかりサポートできる体制を整えましょう。