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makeshopには2つの料金プランがあります。それぞれ特徴や適した事業規模が異なり、効率的にEC運営をするには、自社にあったプランを選ぶことが重要です。しかし「makeshopの料金体系がよくわからない」「自社に合ったプランがわからない」という方もいるでしょう。
本記事では、makeshopの料金体系やプランの違い、自社に合ったプランを選ぶ際のポイントなどについて詳しく解説します。また、他ECカートシステムとの比較も、表付きでわかりやすく解説します。
makeshopの料金体系を理解し、最適なプラン選びの参考にしてください。
makeshopの料金プランは2つ

makeshopには「プレミアムプラン」と「エンタープライズプラン」の2つの料金プランがあります。料金は以下のとおりです。
事業規模や必要な機能によって最適なプランが異なるため、それぞれの特徴を理解し、自社に合ったプランを選択しましょう。
プレミアムプランの料金と特徴
プレミアムプランは、makeshopの基本プランで、主に年商2,600万円以下の事業者に利用されています。
- 初期費用:11,000円(税込)
- 月額費用:12,100円(税込)
- 主な機能:会員登録、在庫アラート、クーポン発行、まとめ買い割引など
EC運営に必要な基本機能はもちろん、クーポン発行やまとめ買い割引機能といった高度な機能も、追加料金なしで利用できます。エンタープライズプランに比べて手頃な価格なため、個人事業主や中小企業のほか、2店舗目の運営を考えている事業者にも最適なプランです。
エンタープライズプランの料金と特徴
エンタープライズプランは、大規模なECサイトを運営する事業者向けのプランです。プレミアムプランよりも、さらに高度な機能やカスタマイズ性を求める企業に適しています。
- 初期費用:11,000円~
- 月額費用:55,000円~(事業規模やカスタマイズ内容によって変動)
- 主な機能:API連携、専用サーバー構築、システムカスタマイズ、画像サーバー容量やメールアカウント数の拡大など
エンタープライズプランは、makeshopの基本機能に加えて必要な機能をカスタマイズでき、拡張性に優れています。モール型ECサイトやオークション型ECサイト、メーカー直送型のECサイトなど、プレミアムプランでは実現が難しいようなECサイトも、エンタープライズプランなら構築可能です。
大規模な流通を扱う企業や、ECサイトの独自性を強化したい事業者にはエンタープライズプランが最適です。
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makeshopの料金体系の特徴

makeshopの料金体系には、以下のような特徴があります。
- 販売手数料・売上手数料はかからない
- 決済手数料は取引手段によって異なる
それぞれ詳しく解説します。
販売手数料・売上手数料はかからない
他のECカートシステムでは、売り上げに応じた販売手数料や売上手数料がかかる場合が多いですが、makeshopではこうした手数料は一切かかりません。月額費用が他のECカートより高額でも、販売手数料や売上手数料がかからないため、売り上げが増えるほどコスト削減につながります。
特に売り上げが多い事業者にとっては大きなメリットです。
決済手数料は取引手段によって異なる
makeshopでは、販売手数料・売上手数料は無料ですが、決済手数料が取引手段ごとに異なります。主要な決済手段と手数料は以下のとおりです。
決済方法 | クレジットカード決済 | Amazon Pay | PayPay (オンライン決済) | 後払い決済 (Paidy) |
---|---|---|---|---|
月額費用 | プレミアムプラン:1,650円 エンタープライズプラン:0円 | ー | 2,200円 | ー |
決済手数料 | プレミアムプラン:3.19%~ エンタープライズプラン:3.14% | 3.9% | 3.45% | 3.5% |
クレジットカード決済の手数料は、エンタープライズプランなら3.14%と業界最安水準です。オンライン決済に関しても、Amazon PayとPaidyなら初期費用、月額費用0円で利用できます。
makeshopの主要なオプション機能と料金
makeshopでは、各プランに備えられている基本機能に加えて、オプションでさまざまな機能を追加できます。
代表的なオプション機能と、その料金は以下のとおりです。
オプション機能 | 内容 | 利用料金 |
---|---|---|
定期購入オプション | 定期購入機能の追加 | 初期費用:110,000円 利用料金:66,000円/年 (GMOイプシロン利用の場合) |
BtoBオプション | 会員グループ別で決済制御や 価格表示が可能 | 無料 |
シークレットショップ機能 | 認証コードを入力した利用者のみが ショップを閲覧・購入可能 | 要問い合わせ |
予約販売機能 | 発売前商品の予約注文を受けられる機能 | 66,000円/年 |
事業の成長や販売戦略に応じて必要なオプションを追加し、売り上げ向上や業務効率の改善が期待できます。
makeshopと他ECカートシステムの料金・機能を比較
makeshopと代表的なECカートシステム3つを比較し、それぞれの特徴を見ていきましょう。
makeshopは販売手数料がかからないため、売上規模が大きくなるほどコスト面での優位性が増します。一方で、まだ売上規模が小さく、できるだけコストをかけずにECを始めたい事業者には、BASEなど初期費用・月額費用のかからないカートシステムが適しています。
事業規模やEC運営にかけられるコストに応じて、最適なECカートを選びましょう。
makeshopの利用料金を抑える3つの方法

makeshopは機能が充実している分、月額費用が他のECカートよりも高めに設定されています。しかし、いくつかの工夫によって利用料金を抑えることが可能です。
以降では、コストを抑えるための3つの方法を紹介します。
1. 利用率の低い決済方法をなくす
makeshopは、決済方法によって個別に月額費用がかかるため、利用率の低い決済方法をなくすことで月額費用を抑えられます。
例えば、PayPayや楽天ペイといったオンライン決済の利用料は、月額2,200円です。運営しているショップでPayPayや楽天ペイがあまり使われていないなら、これらの利用をやめ、Amazon Payなど利用料のかからない決済方法にまとめることでコストを削減できます。
2. できるだけ長期で契約する
makeshopのプレミアムプランには、契約期間を長くするほど料金が割引される「長期契約割引」があります。これから先もmakeshopを利用するなら、できるだけ長期間でまとめて契約したほうが、利用料金は抑えられます。
料金の割引率は、以下のとおりです。
契約期間 | 1ヶ月当たりの料金(税込み) |
---|---|
1ヶ月契約 | 12,100円 |
6ヶ月契約(5%OFF) | 11,495円 |
12ヶ月契約(10%OFF) | 10,890円 |
24ヶ月契約(15%OFF) | 10,285円 |
3. 複数のショップで契約する
makeshopで複数のショップを契約した場合、2店舗目以降の初期費用は0円になります。もし複数のショップを同時に開設したり、すでに複数のショップを運営したりしているなら、まとめてmakeshopで契約すれば初期費用分のコストを削減可能です。
また、makeshopには複数のショップを一元管理できる機能や、各ショップの会員情報をまとめる機能などがあるため、運営効率の向上も期待できます。
makeshopの料金を理解して最適なプランを選ぼう
本記事では、makeshopの料金体系やプランの違い、コストを抑える方法について解説しました。
makeshopには、「プレミアムプラン」と「エンタープライズプラン」の2つのプランがあり、それぞれ機能や利用料金が異なります。求める機能や事業規模に応じて、最適なプランを選択しましょう。
また、販売手数料がかからず、売り上げが増えるほど利益率が高くなる点もmakeshopの特徴です。一方で、月額料金は他のECカートシステムよりもやや高いため、長期契約割引や決済手段の見直し、複数店舗割引などを活用し、費用を抑えましょう。
自社のECサイトに最適なプランを選び、コストを抑えつつ効果的な運営を目指してください。
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