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近年、個人規模でもネットショップを運営する人が増えています。「わたしもネットショップで自社商品を販売したい!」と考えている方で、下記のような悩みはないでしょうか?
「ShopifyやBASE、STORESなど、どのプラットフォームを選べばいいかわからない」
「機能や料金、初期費用などを知りたい」
「自分に合ったプラットフォームでネットショップを運営したい」
ネットショップのプラットフォームとして人気なShopify、BASE、STORESですが、一般的には下記のような事業者に適しています。
- Shopify:事業を拡大したい・本格的にネットショップを運営したい事業者におすすめ
- BASE:固定費を抑えて気軽にネットショップを始めたい事業者におすすめ
- STORES:実店舗をすでに運営していて、固定費をとにかく抑えたい事業者におすすめ
上記はあくまで傾向の話であり、販売している商材や資金力によっても適切なプラットフォームは変わってくるでしょう。
今回の記事では、各社の機能や料金比較をしながら、適切なプラットフォームの選び方を徹底解説します。あなたに適したネットショップを構築するにはまずプラットフォーム選びが重要です。ぜひ参考にしてみてください。
Shopify(ショッピファイ)の特徴
- 拡張性が高い
- 越境ECに対応できる
Shopifyはカナダの企業が運営するECプラットフォームです。世界175カ国でネットショップ運営を支援しています。
世界中での運営支援実績をもとに多言語対応しているため、越境ECに対応できる点が大きな魅力です。
また、Shopifyは一般ユーザーでも拡張アプリを制作し「Shopify App Store」で公開できます。そのためShopifyには、8,000種類(2024年1月時点)を超えるアプリが存在しており、拡張性が高い点も大きな魅力です。
ただShopifyは海外企業のため、拡張アプリも日本語対応していないものが多く、英語に苦手意識がある人は難しいと感じるかもしれません。また、Shopifyは無料プランが無く月額費用がかかるため、固定費を抑えてスモールスタートしたい方には向いていないといえるでしょう。
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BASE(ベイス)の特徴
- かんたんにネットショップを開設できる
- 無料プランがある
- 日本企業のためサポート体制が充実している
BASE株式会社が運営する「BASE」は、初心者でも無料で手軽にネットショップを開設できるECプラットフォームとして人気を博しています。公式サイトには「開設まで30秒、販売まで30分」というキャッチフレーズもあり、スマホだけでも出店が可能という手軽さが魅力です。
専門知識がなくても好きなテーマを選んで自分好みのショップを作成でき、無料プランであれば商品が売れるまで完全無料で利用できます。
便利な拡張機能も続々と登場しており、サポートも日本語で対応してもらえるため、初心者におすすめのECプラットフォームです。
ただ、無料プランだとサービス利用料3%と決済手数料3.6%+40円/1件がかかり、他のプラットフォームと比較して手数料が高めです。50万円以上の売り上げになると有料プランがお得になりますが、月額費用は月払いで税込19,980円(2024年1月時点)と、場合によっては高額なので、小規模事業者は慎重に検討したほうがよいでしょう。
STORES(ストアーズ)の特徴
- 低コストでネットショップを運営できる
- 実店舗と連携しやすい
STORES株式会社が運営する「STORES」は、手軽にネットショップを開設できるECプラットフォームです。無料プランで商品を販売できるため、商品が売れるまで完全無料で利用できます。月額費用がかかる「スタンダードプラン」でも税込3,480円/月(2024年1月時点)と比較的安価なので、小規模事業者におすすめのプラットフォームです。
また、STORESは「実店舗と連携しやすい」という強みがあります。実店舗とネットショップの在庫が連携しやすかったり、iPadを利用した「STORESレジ」を気軽に導入できたり、すでに実店舗をお持ちのユーザーにおすすめです。
ただ、無料プランではデータ分析ができなかったり、デザインレイアウトの自由度が低かったり、デメリットもあるので事前に把握しておきましょう。
Shopify・BASE・STORES費用や手数料を比較
3社の費用や手数料を表にまとめました。
Shopify | BASE | STORES | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 33ドル~399ドル | 無料プラン / 19,980円(税込み) | 無料プラン / 3,480円(税込) |
サービス利用料 | 無料 | 3% / 無料 | 無料 |
決済手数料 | 3.25~3.4% | 3.6%+40円 / 2.9% | 5% / 3.6% |
入金手数料 | 無料(Shopifyペイメントを有効にしている場合) | 2万円未満:750円 2万円以上:250円 | 自動入金:無料 手動入金:10万円未満は無料 10万円以上は200円 |
入金サイクル | 金曜日に入金 | 振込申請から10営業日 ※「お急ぎ振込」は手数料1.5%で翌営業日 | 月末締め月末払い ※「スピードキャッシュ」は手数料1.5%~3.5%で翌営業日 |
3社の料金比較を見ると、BASEとSTORESは月額無料プランが用意されているのに対し、Shopifyは無料プランがありません。
「ネットショップで商品が売れるかわからないけど、とりあえず始めてみたい」というユーザーにとっては、無料プランでスタートできるBASEとSTORESがおすすめです。
ただ無料プランは手数料が高いので、ある程度の売上規模になってくると有料プランに切り替える必要があります。今後も見据えて、慎重に選びましょう。
Shopify・BASE・STORESデザイン比較
ここでは3社のデザインに関する比較表を作成しました。
ネットショップのデザイン性は重要ですが、テンプレート数が一番多いのはShopifyです。ただ、無料テンプレート数が多いのはSTORESとなっています。
HTMLやCSSの編集ができないため、自由度は少ないですが「デザインにこだわりはないからできるだけ費用をかけたくない」という方は、STORESがおすすめです。
逆に「とにかくデザインにこだわりたい」という方は、ShopifyやBASEを選ぶとよいでしょう。
Shopify・BASE・STORES機能比較
ここでは各ECプラットフォームの機能比較をしていきます。あなたに合ったプラットフォームを見つけるために、しっかりと比較検討をしましょう。
決済機能
3社の決済方法を見比べてみると、バリエーションが最も多いのはShopifyです。決済手段の多さは成約率に直結する問題なので、本格的にネットショップ運営をしていきたい事業者は、Shopifyを選ぶとよいでしょう。
集客機能(SEO・SNS連携)
SEO対策の柔軟性や、SNS連携の豊富さなどは、ネットショップの集客において重要です。ShopifyやBASEは拡張機能が豊富なので、SEO対策やSNS連携という点では有利に働くでしょう。
販促機能
販促機能は拡張性の高いShopifyが有利です。ネットショップを運営していくうえで重要な「アップセル・クロスセル施策」も、Shopifyはアプリが充実しているため施策が容易です。
ちなみに「アップセル・クロスセル施策」とは、顧客一人当たりの平均購入単価を上げる施策です。
アップセルは「お客様の場合、月額1,000円プランよりも月額2,000円プランのほうがお得です」などとセールスし、本来購入しようとしていたグレードのものよりも、高い商品やサービスを購入してもらう施策。
クロスセルは「こちらの商品と一緒に購入すれば送料無料です」などとセールスし、購入商品とは別の商品も購入してもらう施策です。
より大きな売り上げを上げたい事業者はShopifyを選ぶとよいでしょう。
最適なプラットフォームでネットショップを開設しよう!
今回の記事ではShopify、BASE、STORESの料金や機能を比較しました。
ネットショップは目的に応じて適切なプラットフォームが変わります。もしも事業規模や商材に合わないプラットフォームを選んでしまうと、無駄なコストを払う危険性があります。
各社無料期間や無料プランなどもあるため、まずはお試しで利用してみるのがおすすめです。
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