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Shopifyの最大の特徴は、テーマと呼ばれるデザインテンプレートがそろっていることです。
テーマの中にはオンラインストアに必要な機能が含まれており、テーマを上手に活用することで初心者でも簡単にオンラインストアのページを構築できます。
Shopifyには多くのテーマが存在しており、何を選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
「Shopifyのテーマを選ぶポイントは?」
「自社の事業に適したテーマは?」
テーマの選択に悩んでいる方向けにShopifyテーマについて徹底解説!
これからオンラインストアを構築予定の方や、デザインの変更を検討している方はぜひ最後までごらんください。
Shopifyテーマとは?
Shopifyのテーマとは、プログラム言語などの専門知識がなくてもオンラインストアを構築できる便利なデザインテンプレートのことです。2024年5月現在、shopifyには196種類ものテーマが選択可能です。
Shopifyテーマは公式のテーマストアからインストール可能です。公式ストア以外からインストールするテーマも存在しますが、その後のサポートやうまく機能する保障がないため、公式のテーマストアからインストールするこを推奨します。
Shopifyのテーマには無料版と有料版がある
Shopifyのテーマには無料版と有料版があります。
無料版と有料版にはさまざまな違いがありますが、無料テーマではデザインのカスタマイズや機能性が限られていることが多くあります。しかし、販売商品数や作りたいページなどによっては、無料テーマで十分事足りる場合もあります。また、機能はあとからアプリで追加することも可能です。
どのようなサイトを作りたいか、商品点数やバリエーション、初期投資額によって、無料のテーマを使うか有料のテーマを使うか選択しましょう。
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Shopifyのテーマの選び方のポイント
Shopifyテーマの選び方について、下記4つのポイントに沿って紹介します。
- 必要な機能が搭載されているか
- 商品とサイトのイメージがマッチしているか
- 販売するターゲット層に合っているか
- 他社のサイトを参考にする
- 日本語対応のテーマを使う
必要な機能が搭載されているか
どのようなオンラインストアを運営するかにより、必要な機能やデザインは異なります。テーマを選ぶ際は、オンラインストアの業種に合わせて必要な機能が含まれているかは重要なポイントです。
例として以下のようなポイントを確認します。
- アパレル:画像ギャラリー、商品のバリエーションを表現できるか
- 食品:酒類を販売するための年齢認証機能があるか
Shopifyのテーマは、業種などに合わせて独自の機能を搭載しています。
アパレル業界のように1つの商品でカラーやサイズなどバリエーションが膨大な場合などは、ユーザーが購入しやすい表示にできるかどうかが重要なポイントのひとつになります。
お酒の販売をおこなうストアでは、商品購入前に年齢確認が必要です。オンラインストアでお酒を販売するには、ユーザー情報をもとに購入年齢の制限ができる機能を搭載しなければなりません。
自社の販売商品に特化した機能が備わっているかを確認しましょう。
商品とサイトのイメージがマッチしているか
デザインスタイルと販売商品のイメージが合致しているか確認しましょう。テーマのデザインはあとから編集が可能ですが、よりイメージと近いテーマを選択することで、カスタマイズの手間が軽減されます。
落ち着いた雰囲気のテーマから、カラフルでポップなイメージのテーマなどさまざまです。ユーザーが求める購入体験を実現できるのかもテーマを選ぶうえで重要なポイントです。
また、商品によっては画像とテキストのみでOKな場合と、ズームや動画や3D表示など詳細な紹介が向いてい場合もあります。自社の商品にテーマの機能があっているかも事前に検討しましょう。
販売するターゲット層に合っているか
使用するテーマがターゲット層にマッチしているかも重要なポイントです。
商品の購入層が若年層・年齢層が高い方など、ユーザーの年齢層により好まれるデザインも変わります。若年層の女性をターゲットにする場合であれば、トレンド感のあるデザインが求められるでしょう。年齢層の高い方をターゲットにする場合は、シンプルで操作性に優れたデザインが好まれる傾向があります。
他社のサイトを参考にする
Shopifyのテーマ選びでは、他社サイトを参考にするのも一つの手です。他のサイトで使われているテーマを調べることも可能です。
Shopifyで使用されているテーマを調べる方法は、こちらの記事を参考にしてください。
日本語対応のテーマを使う
カナダ発祥のサービスであるShopifyは、テーマが英語で作られていることも多くあります。サポートも英語圏のスタッフが対応することも多く、慣れない方にはテーマの設定が難しい場合もあります。
テーマの中でも日本語対応しているものも増えてきているため、操作や設定に不安がある場合は日本語対応のテーマを選択しましょう。
Shopifyテーマの日本語設定について詳しくは以下の記事をごらんください。

Shopifyのおすすめの無料テーマ8選
2024年5月現在、Shopifyの無料テーマは14種類提供されています。
無料テーマについて詳しくはこちらの記事をごらんください。

おすすめの無料テーマを8選紹介します。
- Dawn
- Colorblock
- Crave
- Craft
- Studio
- Sense
- Taste
- Publisher
Dawn

「Dawn」は、Shopifyの初期設定のテーマです。Dawnは活用事例も多く、初心者から大規模ストアでカスタマイズをしたい方まで幅広く使えるテーマです。
シンプルで表示速度が速く、カスタマイズ性も高いことが特徴です。Shopifyアプリはテーマによって対応していない場合がありますが、Dawnはほぼすべてのアプリが対応しているテーマでもあります。
また、日本語に対応していることもメリットのひとつです。
Dawnについて詳しくはこちらの記事をごらんください。

Colorblock

「Colorblock」は、日本語にも対応しているシンプルなデザインのテーマです。
1点の商品に対しカラーやサイズなどバリエーションの多いアパレルショップでの販売に適しています。全体的にカラフルなデザインで独特のフォントとカラフルなセクションブロックを活用し、商品を際立たせることが可能です。
高度なフィルタリング機能により、ユーザーは購入したい商品を簡単に検索できます。
Crave

「Crave」は、カラフルな色合いとコントラストが魅力的な無料テーマです。
商品数の規模にかかわらず食品や飲料を扱うストアに適しています。
食品や飲料は外出先でも購入する可能性が高いため、スマートフォン用にレイアウトが最適化されているのが特徴です。
無料テーマでありながら、外出先でもスマートフォンで手軽にショッピングが楽しめるように、メガメニューや動的チェックアウトの機能を活用できます。
Craft

「Craft」は、シンプルなデザインのテーマで、インテリアを扱うオンラインストアにおすすめです。
ページのスペースはゆったりしており、エレガントなタイポグラフィを備えており洗練されたデザインに仕上がっています。
商品コンセプトや販売者のストーリーテレイングに対応した画像を配置できるようなレイアウトに設計されているのが特徴です。
高度なカスタマイズオプションにより、コードに触れずとも希望のブランドビジョンを実現できます。
Studio

「Studio」は、アートやエンターテイメントの販売に適した無料で利用できるテーマです。
スタイリッシュなフォントとカラフルなデザインが特徴的です。背景に濃いアクセントカラーを適用し、明るい色調のアート画像と対比させるなど、オシャレなつくりに仕上がっています。
Sense

「Sense」は、デモストアの事例でも紹介されているように、美容系オンラインストアにおすすめのテーマです。
イメージ動画やユーザーのレビューを掲載できます。
ユーザーが商品画像にカーソルを合わせることで、事前に設定した使用イメージなどの動画を流すことも可能です。
美容品の販売で大切なのは、視覚的に商品の良さをアピールすることです。グラデーションや柔らかな色合いも美容商品の販売に適しています。
Taste

「Taste」は、特産品など食品系のオンラインストアにおすすめの無料テーマです。
写真とテキストの組み合わせで、テキストを読み込ませるレイアウトになっています。さらにFAQがサポートされており、なおかつ購入者の意見を表示できるため、新規購入者は経験者の意見を参考にできます。
Publisher

「Publisher」は、独立系スタジオや出版社などの販売に適したテーマです。
繊細なグラデーションと現代的なタイポグラフィにより没入感あふれるサイトに仕上がります。商品カードの背景をダーク系に統一して商品画像を目立たせる革新的なテーマです。
無料テーマにはあまり付いていない在庫カウンターのサポートが付いています。
柔軟なデザイン性とカスタマイズ性により、コードを触らずとも希望に沿ったビジョンを実現できます。
Shopifyのおすすめの有料テーマ9選
Shopifyの有料テーマは2024年5月時点で182のテーマが掲載されています。
有料テーマについて詳しくはこちらの記事をごらんください。

有料テーマの中から厳選した下記9サイトを紹介します。
- Split
- Label
- Showcase
- District
- Warehouse
- Pacific
- Local
- Prestige
- Impluse
Split

「Split」はスタイリッシュなデザインが特徴の有料テーマです。
分割スクロール・モバイルフレンドリー・カスタマイズオプションなどの機能が備わっています。
- テーマ名:Spilit
- 費用:280ドル
- カテゴリ:アートクラフト・インテリア・雑貨など
とくに特徴的な機能は分割スクロールで、1ページ内でコンテンツを分割して表示できます。
ブランドストーリーを美しくバランスの取れた画面レイアウトで魅力を伝えられるのはメリットといえるでしょう。さらに独自のプロモーションバナーや、カウントダウンヘッダー、一緒に購入される商品をページを離脱せずに購入できる機能も備わっています。
Label

「Label」は、商品ページでトラックリストを再生できる機能が特徴的な有料テーマです。
- テーマ名:Label
- 費用:320ドル
- カテゴリ:本、音楽、ファッション、動画(無形商品を含む)
Labelの特徴的な機能は、ホームページのセクションをカスタマイズできる点です。
無形商品の販売にも対応しているためプロモーションやブログの表示、カルーセルスライダーなど多くのコンテンツを配置し魅力的なストアの構築が可能です。
商品画像にトラックを追加したり、ページにプレイリストの追加、オーディオやビデオ再生機能も備わっています。ストアに音楽や映像を追加できる点が魅力的です。
Showcase

「Showcase」は、ファーストビューでインパクトを与えられる有料テーマです。
トップ画像はフルスクリーンで表示されるため、ユーザーにインパクトを与えられる、まさにショーケースという名前にピッタリのテーマです。
- テーマ名:Showcase
- 費用:320ドル
- カテゴリ:アパレル・美容・健康
テーマ内には、グリッドレイアウトや商品スライダー機能が組み込まれています。
商品やコンテンツも一貫性があり視覚的にも優れています。オンラインサイト内のセクションは自由にカスタマイズ可能です。
商品特集やブランドストーリーなど、ユーザーに対する重要な情報を目立たせることもできます。
District

「District」は、トップページの写真が大きく表示されるため、アパレルや美容商品を販売しているストアでよく使われている有料テーマです。
- テーマ名:District
- 費用:220ドル
- カテゴリ:アパレル・美容・健康
Districtの2つの特徴は、商品レビュー機能が組み込まれている点とサイドバーのあるページを作成できる点です。
ユーザー評価やレビューをストア内に表示することで、商品の信頼性や購買意欲の向上に役立ちます。
Warehouse

「Warehouse」は、シンプルなデザインで使いやすいのが特徴です。
- テーマ名:Warehouse
- 費用:320ドル
- カテゴリ:電化製品、日用品、スポーツ・レクリエーション
Warehouseの特徴は、商品フィルタリング機能がサポートされている点です。
ユーザーは、カテゴリーや属性といったフィルターを活用し、商品の絞り込み検索を簡単におこなえます。
商品点数の多いストアに向いているテーマです。商品購入時にカートに自動遷移しない設定も可能なため、複数の商品のまとめ買いをしやすくします。
ギフトラッピング機能も備わっているので、ギフト商品の対応も可能です。
Pacific

「Pacific」は、シンプルでユーザーが使いやすいサイトを構築できる有料テーマです。
- テーマ名:Pacific
- 費用:240ドル
- カテゴリ:インテリア・美容・健康
サイドバーの設置が可能で、日本のオンラインストアに近い印象のストアを作成できます。
FAQの設定もサポートしており、さらにInstagramのフィードも表示できるのが魅力的です。ストアページのカスタマイズはセクションごとにデザインを構築できます。
カタログの範囲も拡張可能なため、商品点数の多いストアでも安心です。
Local

「Local」は、すでに実店舗のあるストアがオンラインストアを構築するのに適した有料テーマです。
- テーマ名:Local
- 費用:360ドル
- カテゴリ:食品業界
Localを活用すると複数の実店舗とオンラインストアを連携して販売できます。
食品業界に特化してカスタマイズされているのが特徴です。
インタラクティブアイコンやクロス セリング、クイック購入、年齢制限ポップアップなどの業界固有の機能が含まれます。汎用性が高いのも特徴の一つです。
セクションは20を超えており、デザインやオプションもカスタマイズ可能で希望どおりのストア構築を実現できます。
Prestige

「Prestige」は、実店舗で販売をおこなうストア向けに設計された有料テーマです。
- テーマ名:Prestige
- 費用:380ドル
- カテゴリ:アパレルなど
デフォルトが日本語設定になっており、繊細で高級感のあるデザインが特徴的です。
全体的にシンプルな構成なので初心者でも扱いやすいテーマです。
商品点数の多いストア向けに構築されているため、メガメニューも対応しており商品カテゴリーやサブカテゴリーが多数ある場合でも見やすく表示できます。
商品画像の表示サイズが大きく、しっかりと魅力を伝えられる点も魅力的です。
Impulse

「Impulse」は、フィルタリング機能が優れている有料テーマです。
- テーマ名:Impulse
- 費用:380ドル
- カテゴリ:アパレル、美容・健康、スポーツ・レクリエーションなど
年齢確認やカウントダウンタイマー、クイック購入などの機能が備わっています。
ほかにもお問い合わせフォームやFAQ、製品レビューの機能も完備しており豊富な機能がそろっています。また、複数の実店舗を抱える大型店にも対応可能です。
ストア画面は、フルスクリーンのスライドショーやアニメーション・ホバーエフェクトなどを活用し、ユーザーの興味を引くような設計もできます。
まとめ
Shopifyでストア構築する際のテーマの選び方と、おすすめのテーマを紹介しました。
Shopifyのテーマは無料・有料ともに多機能でデザインも洗練されています。テーマを選ぶときは、構築するストアのコンセプトに合ったデザインや、必要な機能が搭載されているテーマを選ぶことが重要です。
本記事で紹介したテーマを参考に、最適なテーマを選びましょう。
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