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中小企業や小規模事業者等を対象とするIT導入補助金。
Shopifyの導入を検討している事業者の方は、この補助金受給の対象になる可能性があります。
「補助金を活用して、ShopifyでECサイトを作りたいけどどうしたらいいの?」
「IT導入補助金ってなに?内容を詳しく知りたい。」
この記事を読むことで、このような疑問が解決します。IT導入補助金について、補助金の内容、申請方法、スケジュールなどを詳しく解説します。
補助金を活用することで事業に必要なITツールを手に入れつつ、初期費用を大幅に軽減することが可能です。今回の記事をぜひ参考にしてください。
Shopifyについては下記ご覧ください。
IT導入補助金とは何か?
「IT導入補助金」とは、中小企業や小規模事業者等を対象にITツールの導入を支援する補助金制度です。
この制度は、ITツールの導入を検討している事業者を対象に、導入費用の一部を補助することで、売上アップや生産性向上といった経営力向上の支援を目的としています
補助金を利用するメリット
IT導入補助金の一番のメリットは、ITツール導入における金銭的負担の軽減です。条件によっては数百万円の補助が受けられるため、財政的に厳しい中小企業や小規模事業者にとって嬉しい制度です。
この制度を利用することで、事業者は業務効率と生産性の向上、新しいスキルの獲得、そして市場拡大や新しいビジネスチャンスの創出などが期待できます。
補助金を利用する条件
補助金対象の事業者は以下の通りです。(2023年10月現在)
中小企業
業種・組織形態 | 資本金 | 従業員 | |
---|---|---|---|
資本金・従業員規模の一方が、右記以下の場合対象(個人事業を含む) | 製造業、建設業、運輸業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 | |
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) | 5,000万円 | 100人 | |
小売業 | 5,000万円 | 50人 | |
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く) | 3億円 | 900人 | |
ソフトウェア業又は情報処理サービス業 | 3億円 | 300人 | |
旅館業 | 5,000万円 | 200人 | |
その他の業種(上記以外) | 3億円 | 300人 | |
その他の法人 | 医療法人、社会福祉法人、学校法人 | ー | 300人 |
商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所 | ー | 100人 | |
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体 | ー | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
特別の法律によって設立された組合またはその連合会 | ー | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
財団法人(一般・公益)、社団法人(一般・公益) | ー | 主たる業種に記載の従業員規模 |
小規模事業者
業種・組織形態 | 従業員 |
---|---|
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 20人以下 |
製造業その他 | 20人以下 |
IT導入補助金は中小企業や小規模事業者を対象としていますが、法人だけでなく、個人事業主の方も申請することが可能です。
IT導入補助金2023の応募枠は3種類
IT導入補助金2023の応募枠は3種類あります。
- 通常枠(A・B類型)
- セキュリティ対策推進枠
- デジタル化基盤導入枠
通常枠 (A・B類型)
自社の課題に適したITツールを導入し、業務効率化や売上アップをサポートするための支援が提供されます。
セキュリティ対策推進枠
サイバー攻撃から事業者を守るため、セキュリティ対策サービスの導入を支援します。
デジタル化基盤導入枠
この枠はさらに3つのサブカテゴリーに分かれます。
※2024年度は「デジタル化基盤導入枠」がなくなり、ECサイトはIT導入補助金の対象外になる見込みです。
デジタル化基盤導入類型
会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトの導入を支援し、労働生産性の向上を目指します。
①導入するITツールが「会計」・「受発注」・「決済」・「EC」の機能を1機能以上有する場合、補助率は3/4以内で補助額は50万円以下です。
②導入するITツールが「会計」・「受発注」・「決済」・「EC」の機能を2機能以上有する場合、補助率は2/3以内で補助額は50万円超〜350万円以下です。
Shopifyの導入はこの「デジタル化基盤導入類型」のソフトウェアに該当し、②の補助率と補助額が適用されます。
商流一括インボイス対応類型
インボイス制度に対応した受発注システムの導入を支援します。
複数社連携IT導入類型
業務上のつながりのある「サプライチェーン」や特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援します。
ShopifyでのECサイト構築にはIT導入補助金の活用がおすすめ
ECサイトの構築(=Shopifyの導入)は、IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の対象になります。補助金の対象範囲は、ツール自体の利用料のみならず、アプリなどのオプション、ECサイト構築の委託費用も含まれます。
IT導入補助金2023の利用手順
交付までの流れと申請に必要な書類などを解説します。
IT導入補助金交付の流れ
IT導入補助金の申請から交付までの流れは以下の通りです。
①IT導入支援事業者・ITツール選定
申請者ははじめに「IT導入支援事業者」と、導入する「ITツール」を選定します。
Shopifyを活用してECサイトを構築したい場合は、ShopifyをITツール登録しているIT導入支援事業者に構築を依頼する必要があります。
プレイビットは、Shopify構築支援をITツール登録しているIT導入支援事業者にあたりますので、補助金の申請が可能です。詳しくは下記からご覧ください。
②交付申請の準備
補助金の申請に必要な「gBizIDプライム」アカウントの取得と、「SECURITY ACTION」の「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」の宣言をします。「SECURITY ACTION」の宣言と、「みらデジ経営チェック」が必要ですが交付申請情報を入力している中で外部のサイトに誘導されます。
gBizIDプライムアカウント取得後、「みらデジ経営チェック」を実施します。
申請に必要な書類がありますので、「申請に必要な物と記入方法」の項目を確認の上、準備してください。
申請マイページの開設
IT導入支援事業者より申請マイページに招待してもらいます。
gBizIDでログイン後、申請類型選択、基本情報入力、財務情報・経営状況など、交付申請情報を入力し、書類を添付します。
交付申請情報の入力と申請
IT導入支援事業者が導入ITツールの情報などを入力。申請者は申請要件を確認後、賃金情報を入力し、申請内容に問題がないか確認します。
問題がなければ、SMS認証確認後に事務局に交付申請を提出します。
審査・採択・交付の決定
事務局で審査が行われます。採択されると交付決定になります。
事業実施効果報告
交付後には、定められた期限内に「申請マイページ」より必要な情報を入力し、IT導入支援事業者の確認を経て、事業実施効果報告を提出します。
申請に必要な物と記入方法
申請に必要なものは以下の書類です。
法人の場合
- 履歴事項全部証明書
- 法人税の納税証明書
個人事業主の場合
- 運転免許証または運転経歴証明書または住民票
- 所得税の納税証明書
- 令和4年分の確定申告書
必要書類の有効期限などは、事前に「交付申請の手引き」で確認してください。わからない場合には、IT導入支援事業者に相談しましょう。
記入方法
交付申請の各ページにおける記入方法は、「交付申請の手引き」に詳しく記載がありますので、こちらをご参照ください。
申請期限と注意点
IT導入補助金2023の申請は、2023年11月27日(月)17:00が最終締切となります。申請を検討している場合には、すぐにでも準備を始めましょう。
申請に必要となる「gBizIDプライム」のアカウントは、発行まで1週間程度かかりますので注意してください。
申請期限の17:00はアクセスが集中して、すぐに申請ができない可能性があります。少しでも締切時間を過ぎるといかなる理由でも受付できないため、余裕をもって申請しましょう。
2023年度の補助金スケジュール
補助金の申請は、1年間に複数回設けられています。2023年の申請は以下の通りです。
1次締切分:締切日 2023年4月25日(火)17:00
2次締切分:締切日 2023年5月16日(火)17:00
3次締切分:締切日 2023年6月2日(金)17:00
4次締切分:締切日 2023年6月20日(火)17:00
5次締切分:締切日 2023年7月10日(月)17:00
6次締切分:締切日 2023年7月31日(月)17:00
7次締切分:締切日 2023年8月28日(月)17:00
8次締切分:締切日 2023年9月11日(月)17:00
9次締切分:締切日 2023年10月2日(月)17:00
10次締切分:締切日 2023年10月16日(月)17:00
11次締切分:締切日 2023年10月30日(月)17:00
12次締切分:締切日 2023年11月13日(月)17:00
13次締切分:締切日 2023年11月27日(月)17:00
14次締切分:締切日 2023年12月11日(月)17:00
15次締切分:締切日 2023年12月25日(月)17:00
16次締切分:締切日 2024年1月15日(月)17:00
17次締切分:締切日 2024年1月29日(月)17:00 ← ECサイトでの利用はこちらで最終になる見込みです。
※2024年度からはECサイトはIT導入補助金の対象外になる見込みです。ECサイトの構築に補助金利用を検討されている場合は2023年度中の申し込みをおすすめします。
IT導入補助金を活用してShopifyを導入するメリット
Shopifyはオンラインでの商品販売、注文・在庫管理、顧客管理などを一元管理でき、生産性を大きく向上させるツールです。
売れるECサイトを構築するためには、Web制作やWebマーケティングなど、専門的な知識が必要になります。また売上アップや業務効率化のためには、アプリによるカスタマイズや、周辺ツールとの連携が欠かせません。
これらを専門の制作会社に委託すると、通常数十万円〜数百万円が必要になるでしょう。IT導入補助金を活用することで、事業主は費用の負担を軽減しつつ、競争力を高めることが可能です。
IT導入補助支援事業者とは?
IT導入支援事業者は、ITツールの導入支援や補助金申請のサポートをする事業者のことです。IT導入支援事業者は、事務局や外部審査委員会による審査を経て、登録されます。
プレイビットは限られたIT導入支援事業者の一社として、中小企業や小規模事業者の支援をしております。補助金申請で不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
Shopifyに移行したお客様の声
他のECシステムからShopifyに移行するお客様は数多くいらっしゃいます。
今回はShopifyに移行したお客様の生の声をヒアリングしましたので、移行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
https://playbit.co.jp/news/client-voice/
補助金を活用して、新たな挑戦を始めよう
今回はIT導入補助金の詳細や活用するメリットなどを紹介しました。
企業が新たなステージに進む際には、多額の投資が必要になるケースが多くあります。日本政府はそのような挑戦する企業に対し、補助金という形で支援をしています。
この補助金という制度を最大限活用し、新たな挑戦を一緒に始めませんか?プレイビットがIT導入支援事業者としてサポートいたします。