クレジットカード決済の導入方法やおすすめ決済サービス10選を紹介!

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「お店でクレジットカード決済を導入したい」

「ECサイトでクレジットカード決済を導入したい」

実店舗やECサイトを運営している事業者で、上記のような悩みを抱えている方はいないでしょうか?

今回の記事ではクレジットカードの導入方法やメリット・デメリット、おすすめ決済サービスなどを紹介します。

クレジットカード決済の仕組み

クレジットカード決済とは、クレジットカード保有者であるユーザーの信用を基に、カード会社が商品やサービスの立替え払いを行い、後日ユーザーがカード会社に代金を後払いするという決済手段です。

たとえばあるユーザーが、クレジットカードで販売店から20万円のテレビを購入する場合、その場で現金は必要ありません。カード会社が販売店に20万円から手数料を差し引いた金額を支払い、ユーザーは後日、カード会社に20万円を支払うことになります。

ユーザーは多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、販売店は高額商品を比較的販売しやすくなります。両者にメリットを与えているカード会社が、販売店から手数料を徴収するかたちで収益を得ているのです。

クレジットカード決済導入のメリット

販売店がクレジットカード決済を導入する際、主に3つのメリットがあります。

  • 顧客数が増加しやすい
  • 売り上げが拡大しやすい
  • 定期購買の継続率がアップしやすい

以下、詳しく解説します。

顧客数が増加しやすい

クレジットカード決済を導入すると、顧客数の増加が見込めるというメリットがあります。現金以外の支払い手段を用意することで、さまざまな客層のニーズに対応できるからです。

たとえば、現金を持ち合わせていない人や、高額商品の購入時にはクレジットカードを好む人などは、カード決済に対応している店舗やECサイトで商品を購入しやすくなります。

また、ECサイトは対面の販売ではないため、すぐに購入手続きが完了するクレジットカード決済が便利です。決済手段としてカード決済を導入することで、カード決済を選択したい顧客の購買を促すことにつながります。

実店舗・ECサイトともに、カード決済を導入することで顧客数が増加しやすいといえるでしょう。

売り上げが拡大しやすい

クレジットカード決済を導入すると、売り上げが拡大しやすいというメリットがあります。現金以外の決済手段を用意することで、顧客の購買意欲を高められる場合があるからです。

たとえば、支払いのタイミングが給料日後などに設定できるカード支払いだと、高額な商品購入へのハードルが下がります。また、分割払いやボーナス払いなどの選択肢を用意すれば、顧客の予算に合わせて柔軟に対応できるため、さらに販売機会が増加するでしょう。

定期購買の継続率がアップしやすい

クレジットカード決済の導入は、定期購買(サブスクリプション)の継続率アップにも効果的です。カード情報を登録しておけば自動で決済手続きが行われるため、顧客は毎回の支払いを簡略化できます。

面倒な支払い手続きが省略されることで、定期購買の継続率アップが期待できるでしょう。

クレジットカード決済導入のデメリット

販売店がクレジットカード決済を導入する際は、デメリットも把握する必要があります。デメリットは主に下記3つです。

  • 初期費用や決済手数料がかかる
  • 導入まで時間がかかる
  • 入金に時間がかかる

以下、詳しく解説します。

初期費用や決済手数料がかかる

クレジットカード決済導入の大きなデメリットとして「初期費用や決済手数料がかかる」という点が挙げられます。決済端末の購入や設置、システム連携などに必要な初期費用は、無料のものから数十万円するものまでさまざま。決済手数料は売り上げの3%~8%程度が一般的です。

たとえば、月間の売り上げが100万円あった場合、3万円~8万円の手数料が発生します。利益率の低いビジネスでは、決済手数料が利益を圧迫する可能性があるでしょう。

ただし、クレジットカード決済によって売り上げが増加すれば、手数料以上のメリットを得られる可能性もあります。費用対効果を見極めることも大切です。

導入まで時間がかかる

クレジットカード決済の導入には「導入まで時間がかかる」というデメリットもあります。カード会社や決済代行会社との契約には、必要書類の準備や審査が必要な場合があり、数週間から数ヶ月を要することもあるのです。

導入までの時間は、事業者の状況や選択する決済サービスによって異なります。導入を急ぐ場合は、審査期間や手続きの流れを事前に確認しておくことが大切です。

入金に時間がかかる

クレジットカード決済では「売り上げの入金に時間がかかる」というデメリットがあります。顧客が支払った代金は、カード会社や決済代行会社を経由するため、売り上げ金の入金があるまでに通常2週間~2ヶ月程度の遅れが生じます。

ビジネスを運営するうえで、キャッシュ(現金)は必要不可欠です。売り上げの入金が遅れると、仕入れや人件費などの支払いが間に合わずに資金不足に陥る可能性も考えられます。

手元資金が充分でない場合、できるだけ入金サイクルが短いカード会社を選びましょう。

クレジットカード決済を導入する方法

クレジットカード決済を導入する際、主に下記2つの導入方法があります。

  1. クレジットカード会社と直接契約する
  2. 決済代行会社と契約する

1つずつ解説します。

1.クレジットカード会社と直接契約する

クレジットカード会社と直接契約する場合、決済代行会社を介さずにサービスを導入できるため、決済手数料が相対的に安くなりやすいです。ただし、手続きは各カード会社との個別交渉となり、審査や契約条件は会社ごとに異なります。個人事業主の場合、カード会社によっては審査を通らない場合もあります。

また、複数のカード会社と契約すると、入金サイクルや手数料体系が異なるため、売り上げ管理が複雑になる可能性があります。

直接契約を検討する際は、自社の業種や規模、売り上げ管理体制などを踏まえ、メリットとデメリットを見極めることが大切です。

2.決済代行会社と契約する

クレジットカード決済を導入する方法としては、決済代行会社と契約するのが一般的です。決済代行会社は、多数のクレジットカード会社と提携しているため、決済代行会社1社と契約するだけで幅広いカードブランドに対応できます。

また決済代行会社は、カード会社よりも審査基準が低い傾向にあり、個人事業主であっても審査が通りやすいです。ただし、決済代行会社がカード決済を代行してくれるため、直接契約よりも決済手数料は高くなる傾向があります。

決済代行会社を利用するメリットの1つに、売り上げ管理の簡素化も挙げられます。各カード会社からの入金を決済代行会社が一括して管理してくれるため、売り上げ管理にかかる事務負担を軽減できるのです。

クレジットカード決済を導入する際の費用

クレジットカード決済を導入する場合、下記表のような費用が発生します。ぜひ参考にしてください。

項目費用の相場概要
初期費用無料~数十万円クレジットカード決済を導入する際の端末費用や、システム設定費用など
月額費用無料~数万円決済システムの運用に関わる固定費
決済手数料決済金額の3~10%クレジットカード会社や決済代行会社へ支払う費用
トランザクション費用数円~数十円/1回の決済決済処理を行う際に発生する固定費用

クレジットカード決済を導入する際の比較ポイント

クレジットカード決済を導入する際は、それぞれのクレジットカード決済サービスとの違いを比較して検討することをおすすめします。比較検討する際に特に重要なポイントは、主に下記の3つです。

  • 費用面
  • 売り上げ金の入金サイクル
  • 導入期間

以下、詳しく解説します。

費用面

クレジットカード決済を導入する際は、費用面での比較が重要です。主な費用としては、初期費用、月額費用、決済手数料の3つがあります。

特に決済手数料は、慎重に選ばなければなりません。一般的には売り上げに対して3~8%程度の手数料が相場ですが、利益率の低いビジネスでは大きな負担になることがあります。また、手数料体系が複雑な場合、手数料計算や売り上げ管理にも手間がかかるでしょう。

費用面を比較する際は、自社の売り上げ規模や利益率を考慮し、中長期的な目線で比較することが大切です。

売り上げ金の入金サイクル

クレジットカード決済サービスを選ぶ際は、売り上げ金の入金サイクルも重要な比較ポイントです。入金サイクルとは、カード利用者の決済から売り上げ金が実際に自社の口座に振り込まれるまでの期間を指します。

サービスによって入金サイクルは異なり、一般的には、締め日から1~2ヶ月後に入金される場合が多いです。ただ、中には数日~1週間程度で入金される決済サービスもあります。

入金サイクルが長いと、売り上げ金を運転資金に回すまでのタイムラグが生じ、仕入れ金や人件費の支払いに影響を与える可能性があります。一方で、入金サイクルが短いサービスを選べば、売り上げ金をスムーズに運転資金として活用できるでしょう。

クレジットカード決済サービスを選ぶ際は、自社の資金力などを考慮しながら、入金サイクルを比較することが重要です。

導入期間

クレジットカード決済を導入する際は、導入期間も比較ポイントの1つです。導入期間とは、申し込みから実際にクレジットカード決済が利用可能になるまでの期間を指します。

申込みをすると即日導入してくれるサービスもあれば、導入まで1ヶ月以上かかるサービスもあり、導入期間は企業によってさまざまです。

導入期間が長いと、クレジットカード決済の開始が遅れ、機会損失につながる可能性があります。たとえば、新商品の発売や季節商品など、販売のタイミングが重要な商材を扱っている場合、導入期間の長さが売り上げに影響を与えるでしょう。

扱っている商材の販売タイミングを考慮し、最適な導入期間のサービスを選ぶことが重要です。

おすすめのクレジットカード決済サービス10選

ここではおすすめのクレジットカード決済サービスを10社紹介します。実店舗で利用できるものからECサイトで導入できるものまで、さまざまなサービスを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

STORES決済

画像引用:STORES決済

STORES決済は初期費用・月額費用ともに無料で利用できる決済サービスです。最短3営業日で利用開始できる点も魅力といえるでしょう。

また、STORES決済の電子マネー決済手数料は業界最安水準の1.98%。電子マネーの利用が多い地域などでおすすめの決済サービスです。

決済端末が届いたあと、スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードすればすぐに利用可能で、むずかしい設定はありません。初めてのクレジットカード決済導入に最適のサービスといえるでしょう。

初期費用無料
月額費用無料
決済手数料3.24%(電子マネーは1.98%)
対応クレジットカード、電子マネー、QRコード、STORES請求書決済
2024年4月時点

Square

画像引用:Square

Squareはクレジットカード決済の導入だけでなく、ECサイトでの販売や在庫・顧客管理など、多くの機能を備えた決済サービスです。オンラインで審査が可能で、最短即日導入できる点も魅力といえるでしょう。

またSquareは、最短翌営業日に売り上げ金を入金してくれます。フリープランは無料で利用できるため、資金力に余裕がない事業者におすすめです。

初期費用要問い合わせ(フリープランは無料)
月額費用要問い合わせ(フリープランは無料)
決済手数料3.25~3.75%
対応クレジットカード、電子マネー、PayPay、請求書決済
2024年4月時点

AirPAY

画像引用:AirPAY

AirPAYはリクルートが提供している決済サービスで、最大68種類の決済に対応しています。業界最安水準の決済手数料(3.24%)という点も、大きな特徴です。

iPadまたはiPhoneと専用のカードリーダーがあれば利用開始でき、初期費用や月額費用は無料。できるだけコストを抑えたい事業者におすすめの決済サービスです。

初期費用無料
月額費用無料
決済手数料3.24%
対応クレジットカード、電子マネー
2024年4月時点

Times PAY

画像引用:Times PAY

Times PAYは、カーシェアリングや時間貸駐車場事業を手掛ける「タイムズ」が運営している決済サービスです。申込み後、カード決済に必要な機器をセットで届けてくれるため、届いたあとすぐにカード決済を導入できます。

動画マニュアルや電話サポートも充実しているため、初めてクレジットカード決済サービスを扱う事業者でもスムーズに使い始められるでしょう。

加盟店特典でレンタカー・カーシェアリングが最大35%割引になるので、タイムズのサービスを頻繁に利用する方は、導入を検討してもよいでしょう。

初期費用38,000円(税込)
月額費用無料
決済手数料3.24%
対応クレジットカード、電子マネー
2024年4月時点

JMSおまかせサービス

画像引用:JMSおまかせサービス

JMSおまかせサービスは、クレジットカードをはじめとした71種類のキャッシュレス決済に対応したサービスです。決済手数料も3.24%と業界最安水準。売り上げ代金は最大月に6回の入金タイミングがあるため、資金力に余裕がない事業者にはうれしいポイントです。

分割払いやリボ払いなど、豊富な支払い方法にも対応しているため、高額商品が多い事業者にもおすすめできます。

初期費用無料(一部オプションあり)
月額費用無料(一部オプションあり)
決済手数料3.24%
対応クレジットカード、電子マネー、QRコード
2024年4月時点

楽天ペイ

画像引用:楽天ペイ

楽天ペイは、楽天が提供しているオンライン決済サービスです。楽天ポイントを利用できたり、貯めたりできるため、楽天会員からの成約率が向上します。

また、楽天ポイントを活用した割引クーポンの発行や、楽天会員に向けたメルマガ配信など、楽天独自のマーケティング施策を実施できる点も特徴的です。

楽天ペイを導入すると、成約率向上とともに競合店舗との差別化につながるでしょう。

初期費用無料
月額費用無料
決済手数料デジタルコンテンツ以外:4.0%
デジタルコンテンツ:8.0%~(商材による)
対応クレジットカード、楽天ポイント、楽天キャッシュ
2024年4月時点

SB Payment Service

画像引用:SB Payment Service

SB Payment Serviceはソフトバンクグループ企業の1つで、大手企業ならではの充実したサービスが特徴です。

たとえば、オンライン向け・店舗向け決済サービスの提供はもちろん、マーケティングを支援してくれるプランも選択可能。実績豊富なプロマーケターからマーケティング支援をしてもらえば、売り上げを向上させやすいでしょう。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ
対応クレジットカード、キャリア決済、コンビニ決済、QRコード、請求書決済、各種オンライン決済など
2024年4月時点

サブスクペイ

画像引用:サブスクペイ

サブスクペイは、サブスクリプション(定期購買)に特化した決済サービスです。Webサービスやコンテンツ配信、物品のレンタルまで、さまざまなサブスクリプションビジネスに対応しています。

サブスクリプションを主軸にビジネスを展開している事業者におすすめの決済サービスです。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料2.65%~
対応クレジットカード、口座振替、銀行振込・バーチャル口座、コンビニ決済、掛け払い決済
2024年4月時点

Shopifyペイメント

画像引用:Shopifyペイメント

Shopifyペイメントは、ECカートシステムを提供しているShopifyで利用できる決済サービスです。ShopifyでECサイトを構築すると、最短即日から導入できます。

Shopifyは世界175カ国以上で利用されているECカートシステムで、セキュリティも世界基準です。Shopifyペイメントの利用料自体は無料なので、ShopifyでECサイトを運営する場合は必ず導入しましょう。

初期費用無料
月額費用33ドル~(ECサイト運営費用)
決済手数料3.25%~(プランにより変動)
対応クレジットカード、Shop Pay、デジタルウォレット決済
2024年4月時点

Shopifyペイメントの詳細を知りたい方は、導入方法について詳しく解説した「Shopifyペイメント導入ガイド|決済方法・手数料・設定方法を解説」をご覧ください。

PayPal

画像引用:PayPal

PayPalは世界中で利用されているオンライン決済サービスです。100種類以上の通貨に対応しているため、越境ECを運営している事業者におすすめの決済サービスといえます。

初期費用や月額費用は無料なので、興味がある方は一度利用してみてください。

初期費用無料
月額費用無料
決済手数料3.6%+40円~
対応クレジットカード、銀行決済
2024年4月時点

クレジットカード決済を導入して売り上げを最大化させよう!

今回の記事では、クレジットカード決済の導入方法やメリット・デメリット、おすすめの決済サービスを紹介しました。

近年、キャッシュレス化がどんどん進んでいるため、売り上げを最大化させるためにはクレジットカード決済の導入が必須といえるでしょう。

無料で導入できる決済サービスもありますので、まずはコストをかけずに導入してみてください。