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Shopifyは自社サイトで独自にECサイトが運営できると話題のECサイト構築プラットフォームです。
事実、世界では175カ国、170万店舗がShopifyを利用してECサイトを運営し、2017年に日本でもサービスが開始されたことで利用者が急増しています。
ECサイトビジネスをするためにShopifyを検討しているという人も多いでしょう。しかし、気になるのはShopifyを使った人の評判です。Shopifyにはどんな良い面、悪い面があるのか事前にしっかり把握しておけば、導入の判断材料として役立ちます。
そこで今回はECサイトの解説にShopifyを検討している人に向けて、Shopifyの良い評判だけでなく、悪い面までしっかりと紹介した上で、どんなショップと相性がいいのかお伝えします。
Shopifyの良い評判
Shopifyの良い評判として挙げられるのは以下の4つです。
- 海外への販売がしやすい
- 拡張機能や決済の種類が豊富
- ECサイトを手軽に始めやすい
- セキュリティ性能が高い
それぞれ解説します。
海外へ販売しやすい
まずShopifyの良い評判として上げられるのは、海外へ販路拡大しやすいことです。
すでに世界中で利用されているShopifyは世界の言語や通貨にも対応しており、海外への販売に挑戦できる機能が整っています。
事実、日本の伝統工芸品や日用品、ホビーグッズなどは海外で特に人気が高い商品です。日本では当たり前の商品でも、海外へ販路を広げればさらなる売上アップが期待できるでしょう。
機能拡張や決済の種類が豊富
Shopifyは拡張機能や多彩な決済方法を選べ、自由度が高いことも評価されています。ECサイト運営に役立つ拡張機能は8,000種類以上を利用でき、自由にカスタマイズできます。
例えば、以下のような機能が追加可能です。
- 売上分析
- メールやSNSを利用したマーケティング
- Google広告との連携
- リターゲティング
- 予約注文
- サブスクリプション
様々な機能を駆使すれば、ECサイトの業務効率化やさらなる売上アップが期待できるでしょう。
さらに、決済手段が豊富なのもECサイト運営には大きなメリットです。ターゲットとなる顧客が多く利用する決済手段を用意しておけば、カゴ落ち防止対策になるからです。ネットショップに訪れた人は、使いたい決済手段が用意されていなければサイトから離脱してしまう可能性があります。
Shopifyならば国際ブランドのクレジットカードやスマホ決済、銀行振込や後払いなど、多彩な決済方法を選べます。
Shopifyペイメントを利用すれば、クレジットカードの審査も不要になり、手数料もお得に利用できるのでとても便利です。
ECサイトを手軽に始めやすい
Shopifyではサイトデザインを100種類以上のテンプレートから選べるので、サイト制作の知識がなくてもECサイトを構築できます。サイトを制作する上で必要なサーバーとの契約もいりません。
つまり、Shopifyならば、短期間で簡単にショップの開設ができるのです。もしサイト制作に必要なHTMLやCSSなどの知識があれば、よりオリジナリティのあるサイトを構築することができます。
ECサイトビジネスをスタートする上で心配となる費用面でも、Shopifyは定評があります。開設のための初期費用もかからず、サイトの規模に合わせたプランを選べるからです。
Shopifyには14日間の無料トライアル期間があるので、「まずは試してみたい!」という方にも利用しやすくなっています。ECサイト運営に必要な機能が揃っているベーシックプランでは33ドル(1ドル = 135円と換算した場合4,455円)で利用できるので、いちからサイトを制作してECサイトビジネスを始めるよりも格段に安い費用で始められます。
セキュリティ性能が高いので安心
ネットショップでは住所やクレジットカード番号など顧客の個人情報を扱うことになるため、運営する上で「安全性」が欠かせません。
安全性に関してもShopifyはセキュリティ性能が高いと評判です。Shopifyでは、PCI DSS(顧客のクレジットカード情報を安全に取り扱うために定められたクレジットカード業界における世界基準)が最高レベルの「レベル1」となっています。
さらに、情報セキュリティマネジメントシステムの世界基準と呼ばれるISMS認証であるISO28001を取得しています。第三者機関によって情報セキュリティに関する要件(機密性、完全性<可用性)を満たしていると判断されたもので、許可されないユーザーがアクセスできない状態になっていることや情報が正確に保管され、勝手な改ざんや消去ができない状態が確保されていると判断されているのです。
常時SSL化や2段階認証機能、アクセス制限などはShopify利用者もセキュリティ面が整っていると実感しやすく安心できる要素となっています。
Shopifyの悪い評判
Shopifyは一般的に高評価を受けていますが、良い評判ばかりではありません。批判的な意見も一定数あります。
導入の検討材料として、悪い評判についても理解しておきましょう。
日本語サポートがまだ不十分
Shopifyはもともとカナダから始まったサービスです。日本でサービスが開始されたのは2017年とまだ日が浅いため、日本語に対応していない英語表記の機能やアプリが一部あります。Google翻訳などで対策は可能ですが、一手間かかってしまう点が評価を下げているのです。
さらに最近では、オンラインショッピングが一般的になり日本でShopify利用者が急増したため、問題解決サポートへの問い合わせをしても返信に時間がかかってしまう点に不満の声があります。
対策としては、Shopifyでは公式コミュニティを有効利用することがあげられます。Shopifyのユーザーが集まるコミュニティが開設されているので、わからないことがあれば活用してみましょう。
さらにShopify公式のブログも発信されているので、日頃からチェックしておくのがおすすめです。Shopifyではわからないことを問い合わせできるサービスも多数あるので、詳しくはこちらでご確認ください。
【Shopifyの問い合わせ】公式のサポート内容と回答を早く受け取るコツ4選
有料アプリが多い
Shopifyでは8,000を超えるアプリがありますが、全て自由に使えるわけではありません。有料のアプリやプレミアムプランでしか利用できないアプリも存在するため、「利用したいのに使えない」と否定的な口コミがあります。
利用したいアプリが有料のものばかりになってしまい、あれもこれもと使ってしまうとショップの維持コストが高額になってしまう可能性があります。有料アプリを利用する際には、運営コストとのバランスを考えて利用しましょう。
サイトのみでは集客ができない
ShopifyはあくまでECサイト構築プラットフォームなので、ECモールと違って集客は運営者がしなければいけません。
常に集客方法を考えて顧客を集める必要があります。集客が思ったようにできないと「こんなはずではなかった!」と不満の声が上がってしまうのです。
集客対策には3つの方法があります。
- ブログやSEO対策・SNS投稿など、無料でできる集客活動
- リスティング広告やアフィリエイト広告など、有料の集客活動
- ストア分析やアクセス解析など、ショップ分析
Shopifyでは集客やショップ分析をサポートしてくれるアプリがたくさんあるので、有効に活用していきましょう。
どんな集客方法が有効なのかはショップごとに違うので、迷った時はネットショップ知識に長けた専門家に相談するのがおすすめです。
一定の月額料金を取られる
Shopifyは月額料金制になっているので、売り上げが低い時期でも一定の利用料金がかかります。他のECサイト構築サービスでは月額料金制でないものもあり、それと比べてしまうとネットショップ開設当初は月額料金を負担に感じてしまうかもしれません。
しかし、売上がアップするほどにネットショップ運営費用の比率は低くなります。はじめは必要経費と考え、Shopifyの多彩な機能を利用しながら売上アップを目指すのもよいでしょう。
Shopifyと相性のいいショップとは?
この章では、Shopifyの良い評判と悪い評判をふまえて、相性の良いショップについて解説します。
越境ECも視野に入れているショップ
まず、越境ECにチャレンジしようとしているショップはShopifyと相性がいいと言えます。
Shopifyでは越境ECの運営をするための機能が充実しているためです。世界の通貨に対応しているのはもちろん、国際ブランドのクレジットカードや世界で9,800万人のアクティブユーザーを抱えるオンライン決済「PayPal」も利用できます。海外発送に便利なアプリも可能で、多言語化対応できるシステムも備えられています。
Shopifyを利用すれば、越境ECに欲しい機能がほとんど使えると言っても過言ではありません。
オンライン販売で事業拡大を目指すショップ
「ネットショップを事業の柱として育てていこう」と考えるショップはShopifyをおすすめできます。
Shopifyでは規模に合わせてプランを選択できるため、事業規模の拡大をしたいと思った時でも対応できるからです。設定も引き継がれるため変更も手間がかかりません。
月額4,000円台のベーシックプランからスタートして、事業拡大する場面でプランをアップグレードすれば簡単にショップの規模に合わせた機能を使えるようになるのです。
もし、小さくショップ運営を続けるならば、月額料金制のShopifyでは利用料が負担になってしまうためおすすめできません。しかし、「これからECサイトビジネスを拡大して売上アップを目指していこう」と考えているならば、運営規模に見合った機能を選択できる点でShopifyは適切といえるでしょう。
オリジナリティのある販売ページを作りたいショップ
オリジナル商品の販売に力を入れたいなど、ショップに独自性を出したい場合にもShopifyはおすすめです。
Shopifyはサイトデザインのカスタマイズ性が高く、デザインテンプレートを選べる数はもちろん、HTMLやCSS知識があれば、オリジナリティのあるサイトを構築できます。細部にこだわり、ブランドイメージにあったページを制作できれば、イメージアップや売上拡大に繋がります。
豊富な拡張機能が自由に選べるのも、理想の販売ページ作成に役立つでしょう。
ショップを運営にShopifyをうまく活用しよう!
今回は、Shopifyの良い評判と悪い評判をご紹介しつつ、Shopifyと相性のよいショップの特徴について解説しました。
Shopifyの良い評判と悪い評判は以下の通りです。
良い評判
- 海外へ販売しやすい
- 拡張機能や決済手段など、カスタマイズ性が高い
- Shopifyを使えば、ECサイトをスタートするハードルが低くなる
- セキュリティ性能が高くて安心して運営できる
悪い評判
- 日本語サポートに不安がある
- 有料アプリがあるため、運営費用がかかりすぎてしまうこともある
- 集客は独自にしなければいけない
- 料金が月額制
Shopifyは確かにマイナスな評判もありますが、事前に知っていれば対策できます。対策をしつつ、Shopifyの良い評判を活かせるショップを目指しましょう。
オリジナル商品を販売したり、越境ECにチャレンジするなど、試行錯誤をしながらECサイト事業を発展させたいならば、Shopifyはとても便利なサービスです。ぜひ、Shopifyを導入してECサイトを作成して、ネットショップビジネスにチャレンジしてみましょう。
もしShopifyを使ってネットショップを開設する場合、サイトの構築や運用時にどうしたらいいのかわからず、手詰まりになってしまうことがあるかもしれません。
独自に調べて試行錯誤することで解決できるかもしれませんが、専門家に相談すれば、効率的にネットショップビジネスを軌道に乗せられます。不安に感じることや疑問点があれば、ぜひPLAYBITにご相談ください。