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ShopifyでECサイトを運営する際、下記のような悩みを持ったことはないでしょうか?
「在庫リスクを軽減したい」
「在庫保管料や配送コストを節約したい」
Shopifyでは、物理的な「モノ」ではなく「無形商材」を販売できます。無形商材の販売であれば、上記の悩みを解決できるかもしれません。
今回の記事では、無形商材を販売するメリットや販売事例、導入の際に役立つアプリや注意点を紹介します。無形商材の販売に興味がある方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
Shopifyで無形商材を販売する際のメリット3選
Shopifyで無形商材を販売する際のメリットは、主に下記の3つです。
- 在庫リスクがなくなる
- 配送コストを削減できる
- 世界中に販売できる
以下、詳しく解説します。
1.在庫リスクがなくなる
無形商材を販売する場合、物理的な「モノ」を仕入れる必要がないため在庫リスクがなくなります。抱えている在庫が不良在庫になる心配もありませんし、在庫保管料などのコストも削減できます。
在庫を切らして販売機会を失うなどの損失も軽減されるため、大きなメリットといえるでしょう。
2.配送コストを削減できる
無形商材を顧客へ届ける際、多くの場合はEmailやWebサイト上で完結するため送料がかかりません。発送業務に関わる費用や送料を削減できますし、配送によるトラブルを避けられます。
配送コストは利益率に直結する部分なので、無形商材を販売することで利益率が向上し、結果的に利益額も向上するでしょう。
3.世界中に販売できる
無形商材は商品を発送する必要がないため、海外への配送コストがかかりません。そのため日本国外にも販路を拡大できます。
「世界市場にチャレンジしやすい」というのは、大きなメリットといえるでしょう。
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Shopifyで販売できる無形商材の具体例12選
ここでは、Shopifyで実際に販売できる無形商材12選を紹介します。自社に合った商材やサービスなどがあれば、ぜひ無形商材の販売を実践してみてください。
1.デジタル商品
Shopifyでは、イラストや写真、電子書籍や音楽などのデジタル商品を販売できます。デジタル商品を販売したあと、顧客にダウンロードリンクなどをEmailで送付して配送は完了です。
デジタル商品はSNSでの発信と相性が良く、SNSで集客した顧客をShopifyに誘導する事業者が多いです。オリジナルコンテンツを作成できる方は、挑戦してみるとよいでしょう。
2.オンライン教材
Shopifyストアを活用して、資格の教材や、ビジネスノウハウの教材など、ユーザーが求めているスキルや知識を「オンライン教材」にして販売できます。
教材内の情報を随時アップデートすることで、一度作成したオンライン教材は「長期間にわたって販売できる」点も魅力といえるでしょう。
3.会員サービス
Shopifyでは会員サービスを有料で提供できます。たとえば、会員限定で公にしていない情報を開示したり、密なコミュニケーションを図ったりと、顧客にとって価値ある体験を提供すれば、有料で会員権を販売できるのです。
運営コストはかかりますが、サブスク形式で安定的に収入が入るのも大きなメリットといえるでしょう。
Shopifyで会員登録機能を導入したい方は「Shopify会員登録機能の完全ガイド|非エンジニアでも簡単実装」をご確認ください。
4.サービス予約
実店舗でサービスを展開している事業者は、Shopify上で「サービス予約」を導入できます。
Shopify上でサービス予約をおこなうと、Emailアドレスや住所などの「詳細な顧客リスト」を獲得できたり、24時間体制で予約を受付できたり、多くのメリットがあります。
Shopifyで予約機能を導入したい方は「Shopifyに予約販売を導入する方法│予約システムはアプリ導入がおすすめ」をご確認ください。
5.ソフトウェア・ライセンス
顧客に求められるソフトを開発している事業者は、Shopify上でソフトウェアやソフトの使用ライセンスを販売できます。
サブスクリプション(定期購入)形式で販売すれば、毎月安定した収入を見込めるでしょう。
6.体験ツアー
Shopifyでは旅行代理店が企画しているパッケージツアーのような「ツアープログラム」も販売できます。
観光地で実店舗などを運営している事業者は、体験ツアーを企画して販売したり、自ら体験ツアーを提供したりして、新たな商材を販売するのもよいでしょう。
7.コンサルティングサービス
Shopifyでは「コンサルティングサービス」も販売可能です。Zoomなどのツールを使用してオンラインでサービスを提供すれば、全国の顧客に販売できます。
ダイエット食品を販売している事業者が「ダイエットコンサルティング」を提供しているケースなど、販売している商品によってはコンサルティングと相性がよいものもあるでしょう。
ぜひチャレンジしてみてください。
8.オンライン教室
ヨガや筋トレ、プログラミングなどのオンライン教室を開講し、Shopifyで販売できます。パソコンの画面をオンラインで一緒に見ながらレクチャーしたり、Webカメラ機能を使ってレクチャーしたりなど、教え方はさまざまです。
コロナ禍を機にオンラインやリモートでの教室は増えているので、対面型の教室を開講している方は「オンライン教室」も検討してみてください。
9.チケット販売
Shopifyではペーパーレスの「イベントチケット」も販売可能です。PDFなどの電子データでチケットを送付すれば、送料もかかりません。
イベント企画のビジネスに携わっている事業者は、Shopifyでのチケット販売を検討してもよいでしょう。
10.オンラインギフトカード
Shopifyでは、自社ECストアで利用できる「オンラインギフトカード」を発行・販売できます。ギフトカードの作成はShopifyの標準機能になっているため、別途アプリをインストールする必要もありません。
自社ストアで使えるギフトカードは、リピート率向上につながるためおすすめです。
ギフトカードの設定方法を詳しく知りたい方は「Shopifyでのギフトカードの使い方|設定方法やアプリを紹介」をご確認ください。
11.レンタルサービス
Shopifyでは商品を売るだけでなく、貸し出すことも可能です。
電動自転車や電動キックボードなど、高単価で耐久寿命が長い商品はレンタルと相性がいい商材なので、該当する商材を販売している事業者は、兼業としてレンタル事業も検討するとよいでしょう。
12.NFT
NFTとは「鑑定書や所有証明書付きのデジタルデータ」のことです。本来デジタルデータは、”コピーや改ざんが容易”という問題点がありましたが、NFTの技術のおかげで”これが本物のデジタルデータ”ということを証明できるようになったのです。
Shopifyでは、自らが作ったコンテンツをNFT化して販売できます。芸術などの才能に長けている方は、Shopifyでデジタルアートを販売するのもよいでしょう。
Shopifyで無形商材を販売する際に役立つアプリ
Shopifyで無形商材を販売する際、標準機能だけでは対応できない場合があります。ここでは無形商材を販売する際に役立つアプリを5つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Digital Downloads

アプリの特徴
Digital Downloadsは、PDF・JPEG・ZIPファイルなどのデジタルファイルを、Shopifyストアから直接販売できるようにするアプリです。
Shopifyが提供しているアプリのため無料で使用でき、コストを抑えられる点も大きな魅力です。
デジタル商品を販売したい事業者は、一度インストールしてみるとよいでしょう。
アプリの料金
無料(2024年3月時点)。
SendOwl

アプリの特徴
SendOwlはデジタル商品を顧客に送付する際に便利なアプリです。
各商品ごとにあらかじめ設定しておいたEmailを、商品が売れたあとに自動で送ってくれる設定や、安全性が強化されている点など、デジタル商品を販売する際に役立つ機能が網羅されています。
7日間の無料期間がありますので、ぜひ試してみてください。
アプリの料金
項目 | STARTER | GROWTH | PRO |
---|---|---|---|
価格 | 18ドル/月 | 37ドル/月 | 89ドル/月 |
Bold Subscriptions

アプリの特徴
Bold Subscriptionsは、Shopifyでサブスクリプション(定期購入)を導入できるアプリです。ソフトウェア・ライセンスのサブスク形式での販売や、有料会員サービスを月額課金で提供しようと思っている事業者には必須ともいえるアプリでしょう。
顧客からの注文状況の管理や分析が容易にできたり、顧客に自動で督促通知をしてくれたり、サブスクリプションでの販売に必須の機能が網羅されています。
無料プランもありますので、ぜひインストールしてみてください。
アプリの料金
項目 | SANDBOX & DEV SHOP | CORE – UNLIMITED |
---|---|---|
価格 | 無料 | 49.99ドル/月 |
GemPages Landing Page Builder

アプリの特徴
GemPages Landing Page Builderは、自分好みに商品ページを自由にカスタマイズできるアプリです。「画像ブロック」や「テキストブロック」など、配置したいブロックをドラッグ&ドロップで操作し、直感的に充実したページを作れます。
オンライン教室やコンサルティングサービスなどを提供する際、写真や文章、動画などを使用しながら商品ページを充実させることで成約率が上昇しますが、GemPages Landing Page Builderを使えば問題ないでしょう。
GemPages Landing Page Builderは、1ページ作成まで完全無料で利用できるため、ぜひ一度インストールしてみてください。
アプリの料金
項目 | FREE | BUILD | OPTIMIZE | ENTERPRISE |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 29ドル/月 | 59ドル/月 | 199ドル/月 |
Appointment Booking App

アプリの特徴
Appointment Booking Appは予約の受付を導入できるアプリです。
24時間の予約受付や予約管理機能、予約やキャンセルをリアルタイムでGoogleカレンダーに連動できるなど、実店舗に嬉しい機能が豊富に実装されています。
実店舗を運営している事業者はAppointment Booking Appを導入して、予約受付を効率化してみるとよいでしょう。
アプリの料金
項目 | FREE | LITE | PREMIUM | BUSINESS |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 25ドル/月 | 49.95ドル/月 | 110ドル/月 |
Shopifyで無形商材を販売する際の注意点
Shopifyで無形商材を販売する際、注意すべき点が2つあります。
- 無形商材の説明を明確にしておく
- 返金ポリシーや配送ポリシーを明確にする
以下、詳しく解説します。
無形商材の説明を明確にしておく
無形商材はその名のとおり「形の無い商材」です。オンライン教材やコンサルティングサービスなど、商品やサービスによっては、提供後のイメージがしにくい商品もあります。
そのため、販売後に「思っていたものと違った」などといって、トラブルになるケースがあるのです。
商品ページでは誇張表現などをせず、商品内容やサービス内容の説明を具体的に記載しましょう。
返金ポリシーや配送ポリシーを明確にする
無形商材の販売は、顧客側が慣れていないことも多いです。Emailで商品を送付したけど、迷惑メールに分類されて届かなかったというトラブルや「思っていたものと違った」といって返金を申し出てくる顧客も一定数います。
万が一トラブルになった際も顧客対応しやすくするため、事前に返金ポリシーや配送ポリシーを明確にしておきましょう。
利用規約やポリシーに関して、詳しく知りたい方は「Shopifyで利用規約やポリシーを作成!必要項目や同意の取り方を解説」をご確認ください。
【Shopify】無形商材を販売して売り上げをUPさせよう!
今回の記事ではShopifyでの「無形商材」販売について解説しました。
無形商材は配送料や在庫リスクがないため、EC運営をするうえで大きなメリットがあります。無形商材を販売することでECストアの売り上げ規模を拡大できたという事業者も多いです。
いますぐに無形商材を販売することは難しいと思いますが、今回の記事で紹介したアプリは無料で導入できるものもあるので、ぜひインストールしてみてくださいね。
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