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「Shopifyってなに?」
「Shopifyはどんなメリットがあるの?」
オンラインで自社商品を販売したいという事業者は、上記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
今回の記事ではShopifyの機能や導入のメリット・デメリット、料金体系や他プラットフォームとの比較まで徹底解説します。これからECサイトを立ち上げようと思っている事業者は、ぜひ最後までご覧ください。
Shopify(ショッピファイ)とは
Shopify(ショッピファイ)とは、2004年にカナダで創業したECサイトを開設・運営できるプラットフォームです。Web制作の知識がないユーザーでも、おしゃれで高機能なECサイトを構築でき、世界170カ国以上の国で数百万店舗のECサイトが開設・運営されています。
初期費用0円で、一番安いプランは4,850円(2024年9月時点)の月額課金制。低コストでECサイトを運営できるのも大きな魅力です。
2017年にはShopifyの日本法人も設立され、管理画面の日本語化や日本語でのサポート対応が開始されました。多くの日本企業がShopifyを導入し、売り上げを拡大させています。
Shopifyで使える機能
ShopifyはEC運営をするうえで必須の機能を標準で備えています。具体的には下記のような機能です。
- 決済機能
- 商品管理・注文管理
- 多通貨決済、多言語対応
- ストア分析機能
- メール配信機能
- ブログ機能
プランごとに標準機能が変わりますが、一番安いプランでも月商数百万円規模のECサイトを運営できるだけの機能を備えています。
詳しくは「Shopifyでできることは?機能一覧&各機能を丁寧に解説」をご確認ください。
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Shopifyのメリット
Shopifyを導入するうえで、主に下記7つのメリットがあります。
- 豊富なサイトデザインがある
- 豊富な拡張機能がある
- マルチチャネルでの商品の販売ができる
- 越境ECに強い
- 低コストで始められる
- 自動でシステムアップデートが行われる
- 販売データの分析機能が使える
以下、詳しく解説します。
豊富なサイトデザインがある
ECサイトを運営するにあたって、売り上げを大きく左右するのが「サイトデザイン」です。Shopifyでは無料のものを含めて100種類以上のデザインテンプレートがあり、好みのデザインにできます。
Web知識がなくても細かくカスタマイズでき、自社商品やブランドのイメージを思いどおりに表現できるでしょう。
豊富な拡張機能がある
Shopifyは標準機能でも十分高機能ですが、アプリをインストールすることで機能を拡張できます。
アプリストアでは物流・マーケティング・SEO対策など、さまざまな機能を持つ2,000以上のアプリをインストールできます。事業規模に適した機能だけを拡張できるため、効率よく売り上げを向上させられるでしょう。
マルチチャネルでの商品の販売ができる
Shopifyで構築したECサイトだけでなく、多くのチャネル(集客を行う媒体や流入経路)と連携して商品を販売できます。具体的には下記のようなチャネルと連携可能です。
- 実店舗
- Facebook・Instagramショップ機能
- Google Shopping(Googleの検索結果に商品を表示可能)
- 購入ボタン(Webサイトやブログ上で商品を販売できる)
- Shop(Shopifyが運営するECモール)
上記のチャネル以外にも、拡張アプリや外部システムと連携することで、多くのチャネル上で商品を販売できます。
越境ECに強い
Shopifyは全世界で利用されているECプラットフォームのため、多言語・通貨に対応しています。また、世界的な配送会社(FedEx、UPS、DHL)と提携して海外発送も対応できるため、越境EC(海外輸出販売)が可能です。
「海外の顧客へ自社商品を販売したい」と考えている事業者は、越境ECに強いShopifyでEC運営をするとよいでしょう。
低コストで始められる
Shopifyはベーシック・スタンダード・プレミアム・Shopify Plusという4つのプランがあり、最安値のベーシックは月額33ドル(2024年3月時点)から利用可能です。初期費用も0円のため、低コストで高機能を有したECサイトを開設できます。
事業規模によって容易にプランをアップグレードでき、最上位プランである「Shopify Plus」は、大企業でも対応できるほどのECサイトが運営可能です。
今後事業を拡大、成長させたいと考えている事業者は、ECプラットフォームとしてShopifyを選ぶとよいでしょう。
自動でシステムアップデートが行われる
Shopifyはクラウド上で提供されているサービスのため、システムのアップデートは自動で行われます。EC運営で重要となる「セキュリティ」の面など、常にアップデートされているため自社で対応する必要はありません。
販売データの分析機能が使える
Shopifyは豊富な分析機能を標準で搭載しています。具体的には下記のような分析が可能です。
- 売り上げ
- 販売合計
- コンバージョン(CV)率
- 平均注文単価
- 注文総数
- リピーターの割合
- ロケーション別のセッション数
ベーシックプランでも詳細な分析ができるため、問題点を素早く把握でき、事業の改善を図れます。
Shopifyの分析画面はグラフなどを用いて表示されているため、視覚的にわかりやすいです。数字に苦手意識がある方でも問題ないでしょう。
Shopifyのデメリット
Shopifyを利用するうえで、メリットだけでなくデメリットも把握する必要があります。主なデメリットは下記の3つです。
- 日本語対応していない部分もある
- 凝ったデザインの場合は、一定Web(HTML/CSS等)の知識が必要になる
- 料金が高くなってしまう場合がある
日本語対応していない部分もある
Shopifyはカナダの企業が運営しているプラットフォームのため、英語で操作しなければならないアプリが多いです。「日本語対応していないけど便利なアプリ」も多々あるため、翻訳しながら操作する場面もあります。
ただ、2017年にShopifyの日本法人が設立されてからはShopify内のほとんどの機能は日本語で利用できますし、日本語対応のアプリも増えてきました。
ネット上には、日本語対応していないアプリの操作方法を解説している記事も多いため、特に問題ないでしょう。
凝ったデザインの場合は、一定Web(HTML/CSS等)の知識が必要になる
Shopifyで凝ったデザインを実現したい場合、Webの知識(HTML/CSS等)が必要になるという点もデメリットといえるでしょう。
基本的には直感的な操作でデザインを変更できますが、デザインテンプレートによっては「かゆいところに手が届かない」というケースもあります。そのような場合はHTML/CSSを利用してデザインを変更することになるでしょう。
料金が高くなってしまう場合がある
Shopifyは比較的低コストでECサイト運営をできるプラットフォームですが、拡張アプリを導入しすぎると月額費用が高額になる可能性があります。
拡張アプリは無料のものもありますが、複雑な機能を導入しようとすると月額数千円以上かかることも。あらかじめ必要な機能を整理し、予算を確保しておくとよいでしょう。
Shopifyの料金は?
Shopifyの料金プランは下記の表にまとめました。
上記金額は月払いの金額なので、年払いだと最大25%オフの割引を受けられます。また、ShopifyPlusは3年契約となっており、最低2,300ドル/月~という価格です(事業規模によって変動します)。
プランをアップグレードすることで決済サービスの手数料が安くなったり、より細かい分析ができたり、利益率向上・売り上げ向上を見込めるでしょう。
Shopify料金プランの詳しくは「2023年版│Shopifyの料金プラン比較!変更手順も詳細解説」をご確認ください。
Shopifyの立ち上げに必要な作業
Shopifyは操作性が直感的にできるため、Webに詳しくない方でもかんたんにECサイトを立ち上げられます。サイト開設の初期設定は、以下のような流れになります。
最低限上記のステップを踏めば商品を販売でき、数日あればECサイトを開設できるでしょう。
独自ドメインを設定したり、テンプレートを修正したりする場合は別途作業が必要になりますので、設定やECサイト運営に不安がある方はお気軽にご相談ください。
Shopifyと他のECプラットフォーム(BASE、STORES)との違いは?
ECサイトを運営できるECプラットフォームはShopifyの他にもBASE、STORESなどがあります。
各社それぞれ特徴がありますが、おすすめの事業者をかんたんにまとめました。
ShopifyとBASE、STORESを詳細に比較した記事もありますので、詳しくは「Shopify・BASE・STORESを比較解説!ECショップ開設のオススメは?」をご確認ください。
Shopifyのメリットや機能を活用してEC運営しよう!
今回はECプラットフォームであるShopifyを徹底解説しました。
Shopifyは日本の大企業も利用しているほど、拡張性に優れたプラットフォームです。小規模から大規模までカバーできるプラットフォームは、Shopify以外ではなかなか見つかりません。
Shopifyは無料期間が設定されているため「まずはお試しで使ってみたい」という方はぜひ登録してみてください。
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