Shopifyマーケティング戦術|効果を理解し売上アップにつなげよう

*本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

「思ったように売り上げが上がらない……」

「集客さえできれば売れるはずなのに……」

ShopifyでECサイトを運営しているほとんどの方が、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

今回の記事ではShopifyで売り上げを上げるために効果的なマーケティング手法を徹底解説。Shopifyにもともと備わっているマーケティング機能から、マーケティング施策を実施するうえで必須の無料分析ツールまで紹介します。

ぜひ最後まで記事をご覧いただき、明日からの集客力アップに活用してください。

Shopifyに備わっているマーケティング機能

Shopifyには標準で備わっているマーケティング機能があります。まずは下記4つの基本的な機能を活用しましょう。

  1. ブログ機能
  2. メールマーケティング
  3. SNS連携
  4. SEO対策

以下、詳しく解説します。

ブログ機能

Shopifyには標準でブログ機能が搭載されており、ECサイト上でブログ運営できます。商品ページでは伝えきれない商品の魅力や、開発秘話などをブログで発信することにより、効果的に売り上げを向上させられます。

また、ブログ記事はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示させることも可能です。上位表示させるためには専門知識が必要ですが、マーケティング手法としては効果的といえるでしょう。

Shopifyのブログ機能については、下記の記事で解説しています。参考にしてみてください。

メールマーケティング

Shopifyでは標準で「Shopifyメール」という機能が備わっており、売り上げアップに効果的なメールマーケティングを実施できます。

一度商品をカートに入れたあと、買い物をせずに離脱してしまった顧客に送る「カゴ落ちメール」を自動で送信できたり、定期的にメルマガを発行できたり、メールマーケティングに欠かせない機能が一通り備わっています。

ECサイトでのカゴ落ち率は約7割といわれていますが、中には「購入するのを後回しにして忘れていた」という顧客も多く、カゴ落ちメールを送信するだけで成約につながることも少なくありません。また、定期的にメルマガを発行すれば、既存顧客をファン化でき、リピート率向上につながります。

Shopifyメールは毎月10,000通まで無料で送信できるため、費用を抑えながらメールマーケティングを実施できる点も大きな魅力といえるでしょう。

Shopifyメールについては、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

SNS連携

ShopifyはSNSと連携が可能です。SNS連携を行うことで、ECサイトへの導線がスムーズになり集客力が向上します。Instagram・Facebookアカウントとの連携は売り上げの向上に相性がよく、マーケティング施策として有効です。

Instagram・FacebookとShopifyを連携すると、SNS上で直接商品を販売できるようになり、販売機会が飛躍的に増えます。もしも現在フォロワー数が一定数以上いる場合、連携してすぐに売り上げにつながることもあるでしょう。

SNS連携は下記記事も参考にしてみてください。

SEO対策

Shopifyで売り上げを向上させるには「SEO対策」も重要です。SEO対策とは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、ユーザーがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索したとき、できるだけ自社のECサイトページを上位表示させるための施策の総称です。

たとえばあなたがECサイトで、観葉植物を販売しているとします。あるユーザーが「観葉植物 おすすめ」とGoogleで検索した際、あなたのECサイトが上位表示されれば、クリックされて成約につながる可能性が高まります。

ただ、SEO対策は複雑な要素が絡み合っており、奥が深いです。下記の記事でSEO対策について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

あわせて行いたいマーケティング

Shopifyの標準機能でもマーケティング施策は行えますが、十分とはいえません。あわせて行いたいマーケティング施策はおもに下記の7つです。

  1. SNSマーケティング
  2. SNS・リスティング広告
  3. UGC(User Generated Contents)マーケティング
  4. 口コミマーケティング
  5. インフルエンサーマーケティング
  6. 景品・プレゼントイベントの開催
  7. YouTube・動画マーケティング

以下、詳しく解説します。

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、企業やブランドとしてSNSアカウントを運用し、売り上げにつなげる施策です。SNSでフォロワーとコミュニケーションをとることで、ECサイトを運営しているだけでは難しい「ファン化」を促進でき、購入してくれるだけでなくリピート率も高くなりやすいという特徴があります。

SNSマーケティングで押さえておきたいポイントは「ターゲットに適したSNSを選ぶこと」です。たとえばInstagramは若い年代のユーザーが多いですが、Instagramで高齢者向けの情報を発信していてもフォロワー数は増えにくい傾向にあります。

ターゲット層が利用していそうな下記いずれかのSNSで、まずは定期的に発信してみましょう。ファン化を促すためには、扱っている商材に関連するお役立ち情報などを発信するのがおすすめです。

  • Instagram
  • Facebook
  • X(旧Twitter)

SNS・リスティング広告

ECサイトへの集客でおすすめなのは「SNS・リスティング広告」です。SNSマーケティングやコンテンツマーケティングという手法では、効果がでるまでに時間がかかることが多いですが、SNS・リスティング広告であれば費用を投じると一定の集客数が見込めます。

SNS広告とは、SNS上に表示される広告のことです。リスティング広告(検索連動型広告)とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果に表示される広告のことをいいます。

SNS広告は「優れたターゲティングができる」というメリットがあります。SNSでは多くのユーザーが性別や年齢などを登録しているため、性別・年齢別に広告を配信可能。また、ユーザーがフォローしているアカウントや閲覧しているコンテンツの傾向から、SNS運営は趣味趣向を把握でき、ユーザーに適した広告を配信できるのです。

リスティング広告は検索キーワードを指定して、そのキーワードで検索したユーザーに対して広告を出せるため成約率が高いというメリットがあります。たとえば、あるユーザーが「観葉植物 オンラインショップ おすすめ」と検索したとき、その検索キーワードから”観葉植物が欲しい人”だということがわかります。

リスティング広告であれば「観葉植物 オンラインショップ おすすめ」と検索をかけた人に広告を表示できるため、熱量の高い見込み客を集客できるのです。

SNS広告もリスティング広告も、強力な集客手法なので、資金に余裕がある方はチャレンジしてみるとよいでしょう。

UGC(User Generated Contents)マーケティング

UGC(User Generated Contents)とは「ユーザーが生成するコンテンツ」という意味で、UGCが生まれやすい仕組みづくりをすることをUGCマーケティングと呼びます。

精力的に企業が発信する時代になった昨今、企業が作ったコンテンツよりも、一般消費者が作ったコンテンツの方が信頼されやすい傾向にあります。他人の投稿を見て、なにか商品を購入したという経験がある方は少なくないでしょう。

自社商品を購入してくれた顧客に、SNS投稿を促すことでUGCが生まれ、UGCをきっかけに他のユーザーを集客できます。「SNS投稿をしてくれたらクーポンプレゼント!」などのキャンペーンを定期的に開催し、UGCを活性化させる仕組みを作っておきましょう。

口コミマーケティング

オンラインショッピングが当たり前になった今、口コミの有無は売り上げを大きく左右します。Amazonや楽天市場などで買い物をする際「口コミは必ず確認する」という方がほとんどではないでしょうか?

口コミは多ければ多いほどよいので、一度商品を購入してくれた顧客には必ず口コミをお願いしましょう。その際「口コミをしてくれたらクーポンプレゼント」などといった特典をプレゼントすると、口コミが増えやすくなります。

よい口コミをもらえるように企業努力を続けながら、口コミをどんどん蓄積していくと、成約率が徐々に上昇するはずです。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、SNSやYouTube、TikTokなどで活躍するインフルエンサーに自社商品のPRをお願いし、販売数増加や認知度向上を図るマーケティング手法です。

フォロワー数が数百万人以上いるようなインフルエンサーだと、高額な報酬を支払う必要がありますが、フォロワー数が数万人~などのインフルエンサーだと、比較的安価な価格でPRをお願いできます。

PRをお願いするインフルエンサーと自社商品の相性がよければ、予想以上の結果に結びつく場合もあるので、気になるインフルエンサーに直接問い合わせてみるとよいでしょう。

景品・プレゼントイベントの開催

各種SNSでプレゼントイベントを開催し、認知度向上を図るマーケティング手法も効果的です。InstagramやX(旧Twitter)、YouTubeなどでプレゼントイベントなどを開催すると、イベントに関する投稿が拡散され、認知度が向上します。

多くの企業に注目されている手法ですが、闇雲にプレゼントをしても「プレゼント目的のフォロワーが増えただけで思ったような効果が出なかった」というケースもあります。

プレゼントイベントを開催する場合「なぜこのプレゼントイベントを開催するのか?」という目的やゴールをしっかりと設定してから開催しましょう。

YouTube・動画マーケティング

ECサイトの売り上げを上げるために、YouTube・動画マーケティングも効果的です。動画は映像や音声、テキストなど、短い時間で多くの情報を提供できるため、効果的に商品の魅力をアピールできます。

視聴者にとって役に立つ情報を発信していれば、ファン化にもつながるため、効果的な集客手法といえるでしょう。

ただ、動画の制作には企画から撮影、編集など、多大な労力がかかります。また、すぐに結果が出るわけではないため、中長期的な目線で運用していく必要があることを留意しておきましょう。

Shopifyマーケティングで使える無料分析ツールを解説

Shopifyでマーケティング施策を実施する場合、必須ともいえる無料分析ツールが3つあります。

  1. Shopifyのストア分析
  2. Googleアナリティクス
  3. Google Search Console

上記のツールは無料で使えるうえに、高機能なので必ず導入しましょう。以下、詳しく解説します。

Shopifyのストア分析

Shopifyでは標準機能であらゆるデータの分析ができます。分析できるデータは、おもに下記の項目です。

  • 販売合計
  • チャネル別の売上
  • オンラインストアのセッション数
  • オンラインストアのコンバージョン率
  • 総注文数
  • 平均注文金額
  • ベストセラー商品
  • リピーターの割合

Shopifyはプランが3つに分かれていますが、一番安価なベーシックプランでも、上記のような高機能分析ツールを標準搭載しています。Shopifyホーム画面上の「ストア分析」からかんたんに確認できますので、定期的にストア分析をするクセをつけておきましょう。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。ユーザーがどのような流入経路で自社ECサイトを訪れたのか、どのページに何人訪れて、どのくらい滞在したのかなどを解析できます。

SEO対策を実施している際にも重宝しますが、検索エンジンであるGoogleでリスティング広告を出稿している場合、必須となる分析ツールですので必ず導入しましょう。

導入方法に関しては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Google Search Console

Google Search Consoleは、SEO対策を実施するECサイトに必須のツールです。

ユーザーがどんなキーワードで検索し、どのページにアクセスしたか、ECサイトの表示回数や平均検索順位など、検索に関する詳細な分析データを取得できます。Google Search Consoleのデータを利用すると、SEO対策の最適化が可能になるのです。

Google Search Consoleの設定方法はすこし複雑ですが、下記の記事で詳しく解説しています。SEO対策には必須のツールなので、必ず設定しておきましょう。


マーケティング成功の秘訣

Shopifyマーケティングを成功させるためには、最低限下記のポイントを意識しましょう。

  • コンテンツに統一性を持たせる
  • プロモーションやセールなどをあわせて行う
  • 目的・目標を明確にしておく

以下、詳しく解説します。

コンテンツに統一性を持たせる 

昨今のマーケティング施策ではコンテンツ(価値ある情報)を作成することが必須です。SNSで発信をするにしても、ブログなどで発信をするにしても、コンテンツを作成して発信することになります。

ただ、コンテンツを作成する注意点として「統一性を持たせる」ということを忘れないでください。なぜなら、コンテンツに統一感がないと、ターゲットが困惑してしまうからです。

たとえばあなたが「大人向けのフォーマルなスーツ」を販売しているECサイトを運営していたとします。SNSなどで「40代でかっこよく着こなせる定番スーツコーデ」というコンテンツでフォロワーを集めたあと、「若者向けのラフなスーツ10選」というコンテンツを発信すると、40代のフォロワーは困惑してしまい、離脱につながります。

コンテンツを発信する場合は明確にターゲットを設定し、そのターゲットに向けてコンテンツを作成しましょう。ターゲットを設定することで、自然とコンテンツに統一性が生まれるはずです。

プロモーションやセールなどをあわせて行う

ECサイトに新規顧客を集客する際、魅力的なオファーを提示する必要があります。いろいろな商品がオンラインで販売されている昨今では、魅力的なオファーがないと、新しいオンラインストアで買い物をする理由がないからです。

自社商品をプロモーションする際に新規顧客を獲得するには「今だけ30%OFF!!」などのセールを開催し、魅力的なオファーを提示しましょう。

目的・目標を明確にしておく

Shopifyで売り上げを上げ続けるには、さまざまなマーケティング施策を実施する必要があります。ただ、マーケティング施策を行う際には必ず、目的や目標を明確にしておきましょう。

たとえば、企業がSNSマーケティングを行うとき、最終的な目的は「売り上げ向上」の場合が多いです。ただ、最終的な目的を忘れてSNSを運用した結果「目先の数値(フォロワー数など)にとらわれて過激な発信をしてしまい、ブランドイメージを損ねてしまった」などの例はよく耳にします。

マーケティング施策を実施する際、目的や目標を明確にしてから、必要な対策を考えるようにしましょう。

Shopifyマーケティングを駆使して売り上げを向上させよう!

今回の記事ではShopifyでのマーケティング施策について解説しました。

今回の記事で解説したマーケティング施策を実践すれば、あなたのECサイトの売り上げに変化が表れると思います。まずはできることから徐々に実践していきましょう。

SNSマーケティングなどは無料で実施できるので、まずはアカウントを作成してみてください!